ダービーとはプロレスだ

ツイッターでガンバ大阪公式アカウントで放った言葉が、話題になっている。

「向こうが儲かるのはあれですけどね」
「向こうのチケット」

敢えて具体名を避け「向こう」という言葉を使っている。
実に素敵な煽り文句だ。

ONE PIECEでのゾロとサンジの様にライバル関係にある人達は、お互いを名前で呼び合うなんて事はまずない。
ゾロはサンジを「てめえ」「クソコック」「ほげー」と呼ぶ。
サンジはゾロを「てめえ」「マリモ」「クソ野郎」と呼ぶ。

名前を呼べば、それは相手の宣伝行為にもなり得る。
だからこそ敵対関係にある者達は、敵を名前で呼ぶことを避ける。

煽りが有ってこそ、ダービーだ。
煽りは言葉のストリートファイトだ。

「ダービーとはプロレスだ」

これはサッカーサポーターが集う「やどかり」の場で大宮サポーターが放った言葉だ。

プロレスラーは敵を煽って煽って敵の技を受け、敵に技を仕掛ける。
煽りが有るからこそ、プロレスは盛り上がる。
プロレスとはストリートファイトに最も近い格闘技だ。

ダービーでは、煽りが有ってナンボ。
煽りを取り除いて無菌衛生的な環境で実施するダービーは、ダービーではない。

その意味で大阪ダービーは、ダービーらしいダービーだ。
当事者ではない俺がここに書くのをためらうような言葉が、大阪ダービーでは普通に飛び交う。

ダービーとはいえ、ルールはちゃんと存在する。
踏み越えてはいけない一線も確かにある。

ただこんな風に発煙筒を投げつけるような暴力行為に出ない限り、ダービーはダービーでいられる。

「たまたま同じ都道府県に有るクラブと闘えば金になる」と安住しないで、もっと煽ってみればいい。

え? 「レッズのダービーは?」って?

さいたまには浦和が有ればいい。



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