休日でも出勤して働くのが当然なのか?

浦和レッズvsヴィッセル神戸戦で、怪我の為に前もって遠征メンバーから外れていたイニエスタが、試合日に水族館で家族サービスをしていたという。

「試合前にバラすとtotoの結果に影響するだろ」という意見以外で、このイニエスタの行動に違和感を持っていたとすれば、それは色々ヤバい状況だ。

「休日に休むなんて」という同調圧力を強いる社会もおかしい。
そう思う本人の常識もメンタルも相当やられている。

コンビニの店長。
24時間営業のラーメン屋チェーンの店主。
大病院の研修医。
運動部の顧問にさせられた教師。

残念ながら、休日出勤が前提の職種が日本にはある。
「上に挙げた立場の人が全部が全部そうだ」とは言わないが、その職種の者はかなりの割合で奴隷労働を強いられている。

一度その立場になれば、そこから抜け出すのは困難だ。

なぜなら、そこでは雇い主は従業員を餌食としか見ていないから。

餌食が沼の水に口を付けるその瞬間を、ワニは沼の水面のすぐ近くで今か今かと待っている。
餌食が水に口を付けたら最後、穏やかな自然は弱肉強食魑魅魍魎の世界に一変する。

雇い主は餌食が履歴書を持ってくるのを今か今かと待っている。
餌食が履歴書を渡したら最後、餌食はワニに食われる立場に落ちる。

一度その立場になったら、五体満足でその業界から足を洗うのはまず無理だ。
なぜならその業界は餌食を食わないと生きていけない構造になっているか、餌食を食う以外の行動を許さない行動になっているかのどちらかだからだ。

一度沼に引きずり下ろされたら最後、休みの日だろうが沼の中で呼吸して休むしかなくなる。
そこでの常識は「休日だろうが出勤して仕事する」になっている。
溺れて手足を食われるしかなくなる。

だから餌食の立場にならない様にしないといけない。

「あの沼にはワニがいる」とか
「水面に気泡がある所で絶対に水を飲むな」とか
生きていくのに必要な情報を集めないといけない。

今ならネットやSNSがある。
ちょっと手間かければ、奴隷労働が常態化している業種を調べる事ぐらいできる筈だ。

陸生動物が生きるのに休息する様に
人間だって休息が必要だ。
休日は休むためにある。

この常識を綺麗事だと言われたら、あなたは餌食になっていると思う方がいい。

この状況をイニエスタが知ったら、彼はどう思うだろうか?



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