体罰は日本の文化か?

貴乃花が日本相撲協会に親方の退職願を提出した。

親方を廃業せざるを得ないほどの有形無形の圧力を受けてきたと言う。

弟子だった貴ノ岩が、日馬富士に暴行された。

この事件を、日本相撲協会は無かった事にしようとした。
それでは冗談じゃないと、親方の貴乃花は内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出した。

この告発状を事実無根だと認めない限り、大相撲に残ることは出来ない。

もししばらく相撲が取れなくなるほどの体罰が問題の無い行為だとすれば、そもそも告発状は必要ない。

日本相撲協会の告発状否定の行為は、「体罰は相撲の文化だ」と認める行為だ。

しかも「相撲は日本の国技」とも言う。

つまり協会は「体罰は日本の文化だ」と公認している。

これが認められるなら、日本の社会はヤクザだぜ。
こんな事が認められるなら、法律も警察も意味が無くなる。

本場所に通う年寄り達は、こういう事を疑う事なく相撲を観にいっていたに違いない。
「可愛がりはあるとは聞くが、それが力士の世界だ」と言わんばかりに。

年寄り達は、ツイッターもネットニュースも見ない。
官製ニュースの表面的な事だけを事実だと捉える。
だから貴乃花がどうとか、貴ノ岩がどうとかを意識しないで相撲を楽しめる。

そういう年寄りが病気や寿命で相撲観戦を「引退」すればどうなるのかな?

若い者はSNSを見る。
ツイッターには、貴乃花や貴ノ岩の件についての本音で溢れている。
メディアが流さない本音を知った若者が、本場所に通うだろうか?

貴乃花を追い出しても、大相撲はしばらくは安泰だろう。
裏側を疑う事を知らない無邪気な年寄りが来てくれる間は安泰だ。

世代交代が起こった時に、地獄を見る。

そうなったら、もう遅い。

世界史の教科書を見るが良い。
暴力を公認している連中が、未来永劫栄えた試しは無い。

「体罰は日本の文化だ」と押し付ける奴等は、一度地獄を見れば良い。



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