チャンピオンズリーグにもVARを
大抵のサッカー選手が一度は立ちたいと思っている舞台である、UEFAチャンピオンズリーグ。
その開幕戦であるグループステージ第1節のバレンシアvsユベントス戦で、クリスティアーノ・ロナウドがジェイソン・ムリージョの頭をポンポンする小競り合いが原因で、一発退場処分を受けた。
明らかな誤審だったにも拘らず、主審副審合わせて審判団が4人いたにも拘らず、誰も誤審を止められなかった。
UEFAはチャンピオンズリーグでの準々決勝からのVARの導入を検討していた。今月末のUEFA常任委員会で最終決定するそうだが、クリロナへの誤審で導入が決定的になるのでは。人間だけの力だと限度が有る事は、機械の力を利用する方が良い。https://t.co/esGK18VY7e
— 紅夢 (@beniyume_) 2018年9月20日
※追記:追加副審が2名いるので、審判団は合計6人になる。
こういうのは、ロシアワールドカップでおなじみのVARが有れば解決出来る。
だがワールドカップでも欧州各国の国内リーグでも試されて導入されているVARが、この試合では使われていなかった。
VARを導入するには、設備も人手も掛かる。
ワールドカップでは1つの国で、どんなに多くても1日で4試合しかしなかったからこそ、このタイミングでのVARの使用が可能だった。
チャンピオンズリーグのグループステージでは、欧州各国で1日で8試合行われる。
「まだ成熟したとは言えないVARをこの段階で使うには、リスクが高い」という判断なのだろう。
ただ主審は1つのミスがその後の人生に大きく影響を及ぼす職業だ。
人間の能力では不可避な誤審もある。
避けられる不幸を防ぐために、VARの導入を急いでほしい。
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