フットサルには底力がある

「フットサルはサッカーがダメになった選手がやるものだ」

サッカーのあるコーチがこんな事をいっていたという。

本当だろうか?

浦和レッズに宇賀神友弥という選手がいる。
レッズのユースから直接トップチームに昇格できなかった彼は、流通経済大学に入学し、そこのサッカーチームに所属しつつサッカーやフットサルの大会に参戦していた。
そして大学在籍中にJリーグの特別指定選手に指名され、レッズのトップチームに選手登録された。

宇賀神は日本代表選手としても1試合出場した。
そして出身地の埼玉県戸田市にサッカースクールとフットサルコートを開いた。

ロベルト・カルロスが短期間限定でFリーグに参戦したこともあり、フットサルが注目を浴び出している。

フットサルはサッカーと比べ物にならないぐらい、体力の消耗が激しい。

サッカーでは11人でパスを回す。
フットサルでは5人でパスを回す。

サッカーではFWとMFが攻め上がっている間、DFは体を休めることが出来る。
攻め上がっている4、5人でパス交換すれば、それで攻撃が成立するからだ。
サッカーでは「ボールを使った休憩をしろ」という言葉さえある。

フットサルでそういうわけにいかない。
攻め上がったピヴォとアラに「あとはよろしく」と言わんばかりにフィクソが自陣ゴール前で休憩していると、たちまち球を奪われロングシュートを決められて万事休す。

フットサルで試合中に休憩するのは難しい。
試合時間が20分ハーフしかない事からも、フットサルの選手の過酷さがうかがえる。

そんな所で揉まれれば、間違いなくスタミナが付く。
ましてフットサルスクールの幹部にもなれば、Jリーグの試合中にダラダラしたプレーは間違ってもできない。

今日、宇賀神は横浜F・マリノス相手に弾丸シュートを決めて勝利に結びつけた。

冒頭の話のコーチに訊きたい。

フットサルは本当にサッカーがダメになった選手がやるものか?

「サッカーがダメになったフットサルの選手」と言われた者は、Jリーガーとして日本の最高峰のリーグに常時参戦している。
ACLの決勝の舞台でファイナリストとしてプレーして、アジア王者にもなった。
サッカーの選手として、日本代表入りして試合にも出場した。

これでも「フットサルをやった者はサッカーがダメな者」と言えるのか?

宇賀神の行動が、実に雄弁に結論を語っている。

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