スタジアムに行けない人はサポーターじゃないのか?
サッカーを観にスタジアムに通いつめていたサポーターが、事情が変わってスタジアムに行けなくなれば、サポーターではなくなるのか?
違うと思う。
毎試合の様にスタジアムに通う人は紛れもなくサポーターだ。ではスタジアムから遠ざかっている人はサポーターではないのか? 俺は違うと思う。かつてスタジアムに行っていた人も様々な事情で行けなくなり、ファンクラブの会費位しか払わない人もいる。サポーターにも生活があり家族がいる。
— 紅夢/【ACL参戦記2017】連載中 (@beniyume_) 2018年3月21日
学生の間は自由が利くから、毎試合スタジアムに行ける。「行かない人はサポじゃない」と簡単に断定しちゃう人は学生に多いと感じる。人生経験が少ないからそう思うのは仕方ないが、就職した時、昇進した時、結婚した時、子供が出来た時、親が倒れた時、学生時代の様に行かない。「今」は永遠ではない。
— 紅夢/【ACL参戦記2017】連載中 (@beniyume_) 2018年3月21日
気に入らないサポーターを「ニワカ」と言って蔑む書き込みをツイッターで見かけた人もいるだろう。
どれだけスタジアムに行くかといった、忠誠度を争うサポーターだっている。
だが、そんな事を言っていられるのは学生のうちだけだぜ。
シーズンチケットが意味を持つのは、学生の間ぐらいだ。
就職して金を貰う立場になれば、仕事に穴を開けてまでサッカーを観に行くという訳には中々いかない。
家族が増えれば、休日は子供の世話で明け暮れる。
誰かが倒れて介護が必要になれば、自由に外出もできなくなる。
そんなこんなを放っぽり出してスタジアムに行っちゃう者は、ただのロクデナシだ。
若者にはそんな事まで見えない。
今のスタジアム通いづめの日常が永遠に続くと思っている。
だから「真のサポならスタジアムに来て当然」と言い出すのは、大体若者だ。
嘘だと思うなら、おたくの贔屓のクラブのサポーターズグループを見ればいい。
若者ばかりだろう。
だがその若者の活気ある音頭で、サポーターやチームが勢いづくのも確かだ。
勢いは、若さが有ればこそだ。
ただ、こうも言っておきたい。
事情が有ってスタジアムに行けない大人を否定するのは、やめようぜ。
◆こちらの記事もオススメ
マンネリ化は売り上げダウン
やっぱりサッカーは楽しい
日本のプロサッカーリーグのまとめ