ACL天津権健vs鹿島戦が実質第三国開催になった件

ACL準々決勝第2レグの天津権健と鹿島アントラーズの試合で、天津ホームの試合の開催地がマカオになっている。

理由はどうであれ、天津権健側にとってはたまったもんじゃない。
天津からマカオまでの距離は、札幌から沖縄ぐらいの距離がある。
北海道コンサドーレ札幌が沖縄でホームとしての試合をさせられるようなモンだ。

マカオでのサッカー協会は、中国でのそれとは別。
スコットランドでのサッカー協会がイングランドでのサッカー協会と異なるのと同じ理屈だ。
だから実質第三国開催になる。

カンナバーロを監督にし、アレシャンドレ・パトを補強。
中超昇格初年度にACL挑戦圏内に入り、ACL8強入り。

それが開催権剥奪。

ACLを開催するには、客席やトイレの事だったり敵地開催の際にチケットを全て買い上げなければならなかったりと、色々ややこしい規定がある。
試合で勝つ以外の部分が色々と未成熟なままで突っ走ったツケを求められているのだろうか?

「もしこれがレッズで起こったら?」
レッズサポーターの俺には、どうしてもそう考えてしまう。

ちなみに先日行われた鹿島ホームのACL準々決勝第1戦では、鹿島アントラーズが2-0で先勝していた。

第三国開催といえば思い出すのは、2005年に北朝鮮vs日本の試合がタイで開催されたドイツワールドカップ最終予選を思い出す。

クラブが重大な違反行為をした時にサッカー協会がクラブに課す処分の中で最も重いのは開催権の剥奪。つまり第三国開催もしくは中立地開催。
その次に重いのが経済制裁。つまり無観客試合。

この2つの処分が同時に課されていたとは、北朝鮮のサッカー協会は何をやらかしていたのか?

今回の第三国開催は、AFC(アジアサッカー連盟)が天津権健に課した処分だ。

ダボス会議により天津権健は試合会場を変更する必要があったが、その手続きを試合30日前までにしていなかったようだ。
その為、規定として中立地開催になったとの事。

ACLで中国勢が受けた処分としては、2016年の広州恒大vs浦項スティーラーズ戦での無観客試合が挙げられる。

あの時は前年の広州ホームの決勝第2戦に向けての多数の違反が原因だった。

敵のチームの非公開練習の場面を無許可で撮影したり。
AFCで許可されていない企業ロゴのユニフォームを着用してプレーしたり。
AFCで認められていない優勝セレモニーをしたり。

あの時は「無観客試合」。
今回はそれを上回る処分である「開催権剥奪」。

天津権健は、プロクラブとして大丈夫か?

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