アンギラのサッカーリーグのまとめ
アンギラのサッカーリーグについてまとめてみました。
◆公式サイト
なし
◆連盟
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)
◆1部リーグ名称
AFAシニア・メール・リーグ(AFA Senior Male League)
◆所属チーム数
11
◆試合形式
1回戦総当たり方式のレギュラーシーズンを行い、上位4チームが一発勝負のトーナメントのプレーオフを実施する。
※試合数10または12
◆開催期間
3月上旬〜5月下旬
◆移籍期間
不明
◆順位決定方法
不明
◆CONCACAFチャンピオンズリーグ枠
0
◆2部リーグ
なし
◆昇降格枠
なし
◆それ以外の大会
◇AFAリーグ・コミッショナーズ・カップ(AFA League Commissioner’s Cup)
アンギラのクラブチームが参戦する一発勝負のトーナメント方式のカップ戦。
◆平均入場者数
不明
◆チーム名
ALHCSスパルタンFC(ALHCS Spartan FC)
アタッカーズFC(Attackers FC)
ダイヤモンドFC(Diamond FC)
ドックス・ユナイテッドFC(Doc’s United FC)
イーグル・クローFC(Eagle Claw FC)
キックス・ユナイテッドFC(Kicks United FC)
ライマーズFC(Lymers FC)
ロアリング・ライオンズFC(Roaring Lions FC)
サルサ・バラーズFC(Salsa Ballers FC)
アプライジングFC(Uprising FC)
ウェスト・エンド・プレデターズFC(West End Predators FC)
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◆最近の概要
新型コロナウイルスはカリブ海に浮かぶこの島のサッカー界にも牙を剥いた。
2020年シーズンのAFAシニア・メール・リーグは2月上旬に開幕したが、パンデミックの煽りを受け3月中旬から6月中旬まで中断を強いられたが、それでもこのシーズンは7月中旬に全日程を消化しての閉幕に成功した。ただしその後もコロナ禍にはしばしば見舞われる事になる。この影響で翌2021年シーズンの同大会の開幕が3月上旬にまで延びた。コロナ禍はその後も治まらず、数試合が中止になったチームも有る中でその分の再試合もプレーオフも実施されないまま8月下旬に大会が打ち切られ、ロアリング・ライオンズFCの2連覇が認められた。
国土の広さが成田空港並みのアンギラにはスタジアムに割けるスペースが限られている。AFAシニア・メール・リーグ加盟クラブのほとんどが町全体の人口が1,000人ほどしかいない首都バレーに構えている。首都バレーの人口は日本では人口最小の町(山梨県早川町)並みであり、アンギラのクラブの多くが収容人数1,100人(それでも町全体の人口より多い!)のレイモンド Eギシャルド・テクニカル・センターをホームスタジアムとして使い回している。ちなみにAFAシニア・メール・リーグわずか10試合前後で終わる短い大会だが、それでもコロナ禍に陥る前から試合が実施されなかったり大会が中止になったりした事が度々ある。アンギラはイギリスの海外領土だが、イングランドFAカップ等のイギリスのカップ戦への参戦権はない。
アンギラの人口は18,000人程度である。日本の田舎の「市」並みの人口しかないこの地でサッカーリーグを開催するとなると、外国人選手が重要になる。AFAシニア・メール・リーグではこれまでジャマイカ人やドミニカ人を始めとして、島々の似たような環境で育った選手が集まってプレーしている。
サッカーのある幸せが続く様に願っている。
◆最終更新日時
2022/4/3
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