バスケ日本代表4選手の不祥事について思う

バスケットボールの日本代表の橋本拓哉、佐藤卓磨、今村佳太、永吉佑也の4人がジャカルタ・アジア大会期間中に現地で公式ウェアを着たまま買春しに行った疑いで、JOCから日本選手団の認定取り消し処分が下った。

これは弁解の余地が全くない。
言語道断な事件だ。

この事を前提として据えた上で、俺の意見を述べる。

バスケットボールでは事件でも起こさないとニュースで採りあげてもらえないのか?

海外ではこんな事はあり得ない。
どの国でも普段から試合内容もニュースで触れる。
その上で悪いニュースもきちんと報道する。

レッズサポーターもかつては事件を立て続けに起こしていた。
だからバスケファンのこの気持ちは分かる。

Jリーグも普段の試合をニュースで採りあげてもらう時間は少ない。
全く触れられないBリーグに比べるとマシかもしれない。
ところが大相撲や、オフシーズンのキャンプ情報すら事細かに報道されるプロ野球と比べると雲泥の差だ。

歴史が浅い?
Jリーグでは創設してから25年経つのに?

残念ながら、日本のメディアでは「プロスポーツが流行っているのは野球と大相撲だけ」という事になっていないと、具合が悪い様だ。
嘘だと思うなら、コンビニに行って一面の見出しをチェックすれば良い。

どんなに良い結果を出しても、JリーグやBリーグの記事が一面に来る事は、まず無い。
浦和レッズなんか、ACLの放映権を持っていた日本テレビがその決勝を2試合とも地上波で生中継しなかった。
これで優勝が決まるという2試合目は、わざわざ嵐の番組を潰してまでのど自慢の番組をぶち込んだ。

野球や大相撲を持ち上げたいメディアは、そのライバルコンテンツであるJリーグやBリーグの良い情報など流さない。
流せば野球や大相撲に義理が立たないからだ。

そういう連中がメディアを牛耳っている状況で、日本のバスケを代表する立場の者が公式ウェアを着たまま買春行為をすれば、メディアはどう扱うか?

ここぞとばかりに大きく報道する。

普段からバスケに接しない一般人は、その悪い情報しか知らない。
普段の活躍も、Bリーグがある事すらも知らない。
「バスケは悪い人がやるもの。我が子には野球できちんと育てよう」となる。

聖人君子になれとは言わない。
バスケやサッカーの選手が日本で活動する場合は、身辺を綺麗にする必要がある。
そうしないとファンやサポーターまで敗者にしてしまう。

ドーピング対策を脇に置き、公式ウェアを着たまま買春の話に応じるのは言語道断だ。

こういう負の歴史は、残念ながら消えない。
これから先、バスケで節目の試合を迎える度に「バスケ買春代表」と書かれる。
世の中にはバスケの繁栄を願う人たちばかりじゃない。

一度失った信用は中々戻らない。
信用を失った状態で何かをするのは、ゼロからの状態で何かをするのと比べ物にならないほど大変だし難しい。



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