フランス領ギアナのサッカーリーグのまとめ

フランス領ギアナのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://guyane-foot.fff.fr

◆連盟
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)

◆1部リーグ名称
フランス領ギアナ・レジオナル1(French Guiana Regional 1/Championnat de Guyane de football Régional 1)

◆所属チーム数
17

◆試合形式
2つのグループに分けて2回戦総当たり方式のリーグ戦を行う。各グループの1位、2位、6位のチームはそれぞれ優勝決定戦、3位決定戦、残留プレーオフを行う。これらが一発勝負かホーム&アウェー制かは不明
※試合数14以上

◆開催期間
11月中旬〜

◆移籍期間
不明

◆順位決定方法
不明

◆CONCACAFチャンピオンズリーグ枠
0

◆2部リーグ(フランス領ギアナ・レジオナル2/French Guiana Regional 2/Championnat de Guyane de football Régional 2)
詳細不明

◆昇降格枠
降格枠は6(9チームあるグループAの7〜9位のチームと8チームあるグループBの7位、8位のチームが自動降格。6位のチーム同士で残留プレーオフを行う)

◆それ以外の大会
◇クープ・ドゥ・ギュイヤンヌ(Coupe de Guyane/Coupe de Guyane de football)
フランス領ギアナのクラブチームが参加する一発勝負のトーナメント方式の大会。大会方式の詳細は不明。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
AJサン・ジョルジュ(AJ Saint-Georges/Association Jeunesse de Saint-Georges)-グループBに所属
ASCアグアド(ASC Agouado/Association sportive et culturelle Agouado)-グループBに所属
ASCドゥ・ルエ(ASC de l’Ouest/Association sportive et culturelle de l’Ouest)-グループAに所属
ASCカリブ(ASC Karib/ASC Karib)-グループAに所属
ASCル・ジェルダー(ASC Le Geldar/Association sportive et culturelle Le Geldar)-グループBに所属
ASCレミレ(ASC Remire/Association sportive et culturelle de Remire)-グループAに所属
ASエトワール・マトゥリ(AS Etoile Matoury/AS Etoile Matoury)-グループAに所属
ASオヤポック(AS Oyapock/AS Oyapock)-グループBに所属
ASUグラン・サンティ(ASU Grand Santi/ASU Grand Santi)-グループAに所属
CSCドゥ・カイエンヌ(CSC de Cayenne/Club sportif et culturel de Cayenne)-グループAに所属
エトアール・フィラント・イラクボ(Etoile filante Iracoubo/Étoile filante Iracoubo)-グループBに所属
ロヨラ・オムニスポルツ・クルブ(Loyola Omnisports Club/Loyola Omnisports Club)-グループAに所属
オリンピック・ドゥ・カイエンヌ(Olympique de Cayenne/Olympique de Cayenne)-グループAに所属
SCクルシアン(SC Kouroucien/SC Kouroucien)-グループBに所属
USCモンツィネリ(USC Montsinery/USC Montsinéry)-グループAに所属
USドゥ・マトゥリ(US de Matoury/Union sportive Matoury)-グループBに所属
USシンナマリ(US Sinnamary/Union sportive de Sinnamary)-グループBに所属

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◆最近の概要
新型コロナウイルスは赤道直下の南米のこの地をも翻弄していた。
通常なら8月頃に開幕し5月頃に閉幕するフランス領ギアナ・レジオナル1の2019-2020年シーズンでは、参戦していたのは12チームだった。グループ分けをしない単純な1ステージ制のため22試合行えば全日程を終了する事になる。このシーズンは3月上旬の第15節が終わった所でパンデミックのために大会が中断し打ち切られた。全日程消化には程遠かったので降格チームがなく、翌2020-2021年シーズンは1部リーグの構成チーム数が15チームに増えた。この為このシーズンから2グループに分かれて公式戦を行う様になった。開幕が11月中旬という遅延した状況にもかかわらず度重なる延期の末に全日程を消化できず、またも打ち切りに見舞われた。このシーズンも降格チームがなく、翌2021-2022年シーズンは17チームの大所帯になる。例年より3ヶ月開幕が遅いのがこの地のリーグの新しい基準になりつつある。
内陸部は密林なので人が住めず、人口もサッカークラブも沿岸部に集中している。フランス領ギアナの広さは北海道に匹敵するが、可住地域が狭いので収容人数が数千人規模の数少ないスタジアムを数チームがホームスタジアムとして使いまわしながらフランス領ギアナ・レジオナル1の公式戦を開催している。スタジアムは簡素な造りの所が多く、観客席がメインスタンドしかないスタジアムもある。
フランス領ギアナは宇宙関連事業が盛んだが、その職に就いている人とそうでない人との貧富の差が激しい。つまりクラブがサッカーに大金を注ぎ込むのが難しい立場にある。フランス領ギアナ・レジオナル1には外国人選手はほとんどいなく、わずかにスリナム人選手の存在が確認できる程度である。在籍選手は30代が多く、高齢化が進んでいる。
1992年シーズンのCONCACAFチャンピオンズ・カップを最後にフランス領ギアナのクラブチームはCONCACAF主催の国際大会に出場していない。ただしフランス領なのでフランス領ギアナ・レジオナル1の一部のチームにはクープ・ドゥ・フランスの参加資格がある。
サッカーの試合をいつまでも続けられる様に願う。

◆最終更新日時
2021/12/22

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