プエルトリコのサッカーリーグのまとめ
プエルトリコのサッカーリーグについてまとめてみました。
◆公式サイト
https://www.ligapuertorico.com
◆連盟
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)
◆1部リーグ名称
リーガ・プエルトリコ(Liga Puerto Rico/Liga Puerto Rico)
※通称LPR
◆所属チーム数
7
◆試合形式
ホームorアウェー1回戦総当たり方式のリーグ戦のレギュラーシーズンを行い、上位4チームが一発勝負のトーナメント方式で優勝チームを決める。
※試合数6〜8
◆開催期間
9月下旬〜1月上旬
◆移籍期間
不明
◆順位決定方法
不明
◆CONCACAFチャンピオンズリーグ枠
0
※CFUクラブチャンピオンシップへの参戦枠もなし
◆2部リーグ
なし
◆昇降格枠
なし
◆それ以外の大会
◇コパ・ルイス・ビジャレホ(Copa Luis Villarejo/Copa Luis Villarejo)
プエルトリコのクラブが参戦するカップ戦。基本的にホーム&アウェーで行うが決勝は一発勝負。
◆平均入場者数
不明
◆チーム名
アカデミア・キタナ(Academia Quintana/Academia Quintana)
バヤモンFC(Bayamon Futbol Club/Bayamón F.C.)
カグアス・スポルティングFC(Caguas Sporting FC/Caguas Sporting FC)
CFフライグコマー(Club de Futbol Fraigcomar/Club de Fútbol Fraigcomar)
グァイナボ・ゴルSC(Guaynabo Gol SC/Guaynabo Gol SC)
メトロポリタンFA(Metropolitan FA/Metropolitan FA)
プエルトリコ・ソルFC(Puerto Rico Sol FC/Puerto Rico Sol FC)
|
◆最近の概要
新型コロナウイルスはカリブ海に浮かぶこの島にとっても招かれざる客だった。
現在の形態として2018年9月下旬に8チームで心機一転したLPRは単純な2回戦総当たり方式であり、2018-2019年シーズンとして2月中旬に閉幕した。翌2019-2020年シーズンは13チームに加盟数が増えて10月中旬に開幕したが、14〜16試合消化したシーズン中盤の3月上旬で中断し、コロナ禍のため打ち切りに追い込まれた。中断から1年以上経ってようやく国内リーグを開催できる様になったが、その時には加盟クラブ数は7にまで半減してしまっていた。
鹿児島県並みの広さしかないプエルトリコのサッカーリーグにおいて最も収容人員の多いスタジアムはアカデミア・キタナのホームスタジアムとして使われている18,264人収容のヒラム・ビソーン・スタジアムという「野球場」である。他のスタジアムは数千人しか客を入れられない小規模なものばかりだ。ただし「沢山のクラブが特定の大きな箱を本拠地にする」といった節操のない事はなく、たとえ小さな島でもLPRを開催するスタジアムでは、1つのスタジアムにつき1つのクラブだけがホームスタジアムにしている。ちなみにプエルトリコはアメリカのコモンウェルスではあるが、プエルトリコのクラブにはアメリカのカップ戦であるUSオープンカップへの出場権はない。
人口が神奈川県横浜市並みのプエルトリコの国内リーグには外国人選手を必要とするクラブは多い。アメリカ人やアルゼンチン人など欧米の国籍を持つ者が外国人選手の多くを占めている。ただしクラブにより外国人選手の国籍構成が大きく異なる。
観光地立地であるプエルトリコでは野球が盛んであり、新人プロレスラーの武者修行の場としても知られている。そんな世界にサッカー界が割って入るのは並大抵の事ではないだろうが、プエルトリコを代表するスポーツの中にサッカーが入る日が来るのを望んでいる。
◆最終更新日時
2021/11/30
◆こちらの記事もオススメ
アメリカのサッカーリーグのまとめ
タークス・カイコス諸島のサッカーリーグのまとめ
日本のサッカーリーグのまとめ