イランのサッカーリーグのまとめ

イランのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://www.iranleague.ir

◆連盟
アジアサッカー連盟(AFC)

◆1部リーグ名称
ペルシアン・ガルフ・プロリーグ(Persian Gulf Pro League/لیگ برتر خلیج فارس)

◆所属チーム数
16

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー2回戦総当たり)
※試合数30

◆開催期間
10月中旬〜6月中旬

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは8/16〜11/7と1/6〜2/2

◆順位決定方法
勝ち点→直接対決での勝ち点→直接対決での得失点差→得失点差→総得点
※直接対決戦績は当該チーム同士の対戦が全て終わった場合にのみ考慮

◆ACL枠
3.0(ペルシアン・ガルフ・プロリーグの優勝チームとハズフィー・カップの優勝チームがグループステージから参戦。ペルシアン・ガルフ・プロリーグの準優勝、3位のチームがプレーオフラウンドから参戦)

◆2部リーグ(アーザーデガーン・リーグ/Azadegan League/ليگ آزادگان)
18チームが所属。ホーム&アウェー2回戦総当たり。

◆昇降格枠
2(ペルシアン・ガルフ・プロリーグの15位、16位のチームとアーザーデガーン・リーグの1位、2位のチームが自動昇降格)

◆それ以外の大会
◇ハズフィー・カップ(Hazfi Cup/جام حذفی فوتبال ایران)
プロリーグと地域リーグが参加する一発勝負のトーナメント方式の大会。ペルシアン・ガルフ・プロリーグ勢は4回戦(ラウンド32)から参戦。10月上旬から開催している。
◇イラン・スーパーカップ(Iranian Super Cup/جام ایران)
ペルシアン・ガルフ・プロリーグとハズフィー・カップの優勝チーム同士が対戦する一発勝負の大会。

◆平均入場者数
0人(2020-2021年シーズン)

◆チーム名
アルミニウム・アラークFC(Aluminium Arak F.C./باشگاه فوتبال آلومینیوم اراک)
エステグラルFC(Esteghlal F.C./باشگاه فوتبال استقلال تهران)
ファジュル・セパーシーFC(Fajr Sepasi Shiraz F.C./باشگاه فوتبال فجر سپاسی)
フーラードFC(Foolad F.C./باشگاه فوتبال فولاد خوزستان)
ゴル・ゴハル・シールジャンFC(Gol Gohar Sirjan F.C./باشگاه فوتبال گل‌گهر سیرجان)
ハヴァーダールSC(Havadar S.C./باشگاه فوتبال هوادار)
メス・ラブサンジャーンFC(Mes Rafsanjan F.C./باشگاه فوتبال مس رفسنجان)
ナフト・マスジェド・ソレイマンFC(Naft Masjed Soleyman F.C./باشگاه فوتبال نفت مسجدسلیمان)
FCナッサジ・マザンダラン(F.C. Nassaji Mazandaran/باشگاه فوتبال نساجی مازندران)
シャフリ・ホドロFC(Padideh Khorasan FC/باشگاه فوتبال پدیده)
ペイカーンFC(Paykan F.C./باشگاه فوتبال پيکان)
ペルセポリスFC(Persepolis F.C./باشگاه فوتبال پرسپولیس)
サナト・ナフト・アーバーダーンFC(Sanat Naft Abadan F.C./باشگاه فوتبال صنعت نفت آبادان)
フーラッド・モバラケ・セパハンFC(Sepahan S.C./باشگاه فوتبال سپاهان)
トラークトゥール・サーズィーFC(Tractor Sazi S.C./باشگاه فوتبال تراکتور)
ゾブ・アハン・エスファハーンFC(Zob Ahan Esfahan F.C./باشگاه فوتبال ذوب‌آهن اصفهان)

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◆最近の概要
世界中を駆け巡る新型コロナウイルスはアジアと中東の境目のこの国も荒らしていった。
2019-2020年シーズンのペルシアン・ガルフ・プロリーグはコロナ禍のため3月中旬から6月下旬まで中断した。この結果8月下旬から始まったこのシーズンが終わったのは8月中旬となり、翌2020-2021年シーズンの国内リーグの開幕を11月上旬まで遅らせる事になった。コロナ禍の影響はこれだけに留まらず、このシーズンの公式戦は全て無観客で行われる事になってしまった。
収容人員75,000人のナクシェ・ジャハーン・スタジアム(フーラッド・モバラケ・セパハンFCのホームスタジアム)、収容人員68,833人のヤーデガーレ・エマーム・スタジアム(トラークトゥール・サーズィーFCのホームスタジアム)と大型のスタジアムがずらりと並ぶが、中でも最もサポーターを多く入れられるスタジアムは首都テヘランにある収容人員78,116人のアザディ・スタジアムであり、エステグラルFCとペルセポリスFCがホームスタジアムとして利用している。このスタジアムは老朽化のため通常は上部観客席を閉鎖している。ペルセポリスFC のホームゲームとして臨んだ2018年シーズンのACL決勝第2戦の鹿島アントラーズ戦では100,000人の入場者数を記録した。ただし全てのクラブがここまでの観客動員数を有している訳もなく、時折経営で苦しむクラブももちろんある。苦境からの脱却などの理由でオーナー企業を連想させるチーム名がしばしば有る(例えばアルミニウム・アラークFCのオーナーはアルミニウムの会社であり、トラークトゥール・サーズィーFCを設立したのはトラクターの製造会社である)。特定の大都市にクラブの本拠地が集中するなんて事はなく、国内の様々な地域に1部リーグの本拠地がある。
男子に2年の兵役を課す徴兵制を敷く国であり、女子アスリートがヒジャブを着用してプレーしたりペルシアン・ガルフ・プロリーグが観客席も含めて女人禁制だったり(国際大会でアウェーチーム側が条件付きで女性サポーターが入場できるのは例外の中の例外)と男女格差が非常に高く、イスラムの戒律が法律面も含めて厳しく独特な国である。こういった事情があるせいかこの国のリーグには外国人選手の数が少ない。但しクロアチア人やフランス人、ベナン人の様な他大陸の国籍を持つ選手がイランのリーグを活躍の場に選ぶケースもある。今のところ外国人選手で少し目立つのはタジキスタン人やオマーン人辺りだ。
最近のペルシアン・ガルフ・プロリーグでは5連覇したペルセポリスFCが絶対王者に近いポジションにいる。2021年シーズンのACLではこのチームの他エステグラルFC、トラークトゥール・サーズィーFC、フーラードFCの4チームが参戦して、ペルセポリスFCとエステグラルFC、トラークトゥール・サーズィーFCの3チームがグループステージ突破した。ただエステグラルFCとトラークトゥール・サーズィーFCはラウンド16で、ペルセポリスFCは準々決勝で敗退してしまった。この内ペルセポリスFCとエステグラルFCが敗れた試合での対戦相手はファイナリストのアル・ヒラルである。イランのクラブチームは確かな実力を備えていると見ていいだろう。
2017-2018年シーズンのペルシアン・ガルフ・プロリーグでの1試合平均入場者数は9,060人であり、2018-2019年シーズンでは12,212人、2019-2020年シーズンでは8,629人を記録している。コロナ禍が収まって元の様な喧騒がスタジアムに戻るのを待っている。

◆最終更新日時
2021/11/22

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