今のフクシマについての単純な疑問

2018年7月30日にJヴィレッジに行った際、気になった事が有った。

今のフクシマは危険な場所なのか?

原発事故直後の福島の状況は、たしかに危険だった。
ただ事故発生から7年4ヶ月経った今、放射能の漏出や汚染状況は正直どうなのか?

そういう事が気になっていた。

ホテル棟正面玄関では、0.128μSv/hという観測値が出ている。
つまり生物は1時間当たり0.128マイクロシーベルトの線量の放射線を受ける(hとはhourの意味)という事だ。

この数値は一体どんな意味が有るのか?
この数値は人体に有害なのか無害なのか?

図の右の方に「1人当たりの自然放射線(年間約2.1mSv)日本平均」と表示されている。

この数値は「このペースだと1年間でこういう数値になる」という意味になる。
先程の0.128マイクロシーベルトに24×365をかければ1年間当たりの線量の数値が出る。
単位をマイクロシーベルトではなくミリシーベルトにするために、更に1000で割る。

つまり0.128μSv/h=1.12mSv/年。

日本平均の2.1mSv/年よりはるかに少ない。

考えてみれば当然だ。
Jヴィレッジを始め、原発周辺地域は除染作業の対象地域になっていた。
火が止まってから7年4ヶ月も経てば、さすがに放射能の威力は弱まる。

実際にJヴィレッジから南方向を回ってみた。
今もそこで暮らしている福島県人の集落が結構あった。
いわきナンバーの車も沢山走っていた。

こういう事を見てきた今、俺は自信を持って言える。
福島第1原発隣接区域でもない限り、今のフクシマは安全な場所だ。

実際に手間暇掛けて足運んで調べてデータを集めてみて「やっぱりフクシマは危険だ」と言うなら分かる。
かけられる手間をかけようとせず、使える時間を使おうとせず、ただ「フクシマは放射能だらけ。だから危ない」と言い続けるのは頂けない。

そこで暮らしている福島県人に失礼だ。
立派な風評被害だ。

ピンと来なければ、こう考えてみると良い。

「住んでいる所が汚らわしい」と、突然クラスメートに馬鹿にされて砂を体に撒かれればどう思うか?
そこに住んでいるというだけの理由でリストラされればどう思うか?
住んでいる場所が原因でレストランもホテルも予約を断られればどう思うか?

福島県人を今「フクシマは放射能の村だ」と言うのは、そういう事だ。

他人の痛みに敏感でありたい。



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