オマーンのサッカーリーグのまとめ

オマーンのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
http://www.ofa.om/ar/Default.aspx

◆連盟
アジアサッカー連盟(AFC)

◆1部リーグ名称
オマーンプロフェッショナルリーグ(Oman Professional League/دوري المحترفين العماني)

◆所属チーム数
14

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー2回戦総当たり)
※試合数26

◆開催期間
10月中旬〜

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは9/7〜11/29と4/1〜4/28

◆順位決定方法
不明

◆ACL枠
0
※オマーンプロフェッショナルリーグの優勝チームとスルターン・カーブース・カップの優勝チームがAFCカップのそれぞれグループステージ、プレーオフラウンドに参戦

◆2部リーグ(オマーンファーストディビジョンリーグ/Oman First Division League/‎دوري الدرجة الأولى العماني)
詳細不明

◆昇降格枠
降格枠は3(オマーンプロフェッショナルリーグの12〜14位のチームが自動降格)

◆それ以外の大会
◇スルターン・カーブース・カップ(Sultan Qaboos Cup/كأس السلطان)
オマーンプロフェッショナルリーグ等のクラブチームが参加するトーナメント方式の大会。基本的に一発勝負だが準々決勝と準決勝はホーム&アウェー方式。オマーンプロフェッショナルリーグ勢はラウンド32より参戦。
◇オマーンスーパーカップ(Oman Super Cup/كأس السوبر عمان)
オマーンプロフェッショナルリーグとスルターン・カーブース・カップの優勝チーム同士が対戦する一発勝負の大会。オマーンプロフェッショナルリーグ開幕直前に開催する。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
アルイティハド・クラブ(Al-Ittihad Club/نادي الاتحاد)
アルムサンナ・クラブ(Al-Mussanah Club/نادي المصنعة)
アルナフダ(Al-Nahda Club/نادي النهضة)
アルナスルSC(Al-Nasr SC/نادي النصر)
アルルスタク(Al-Rustaq Club/نادي الرستاق)
アルシーブ・クラブ(Al-Seeb Club/نادي السيب)
アル・スワイク(Al-Suwaiq Club/نادي السويق)
バフラ・クラブ(Bahla Club/نادي بهلا)
ドファール・クラブ(Dhofar Club/نادي ظفا)
マスカット・クラブ(Muscat Club/نادي مسقط)
ニズワ・クラブ(Nizwa Club/نادي نزوى)
オマーン・クラブ(Oman Club/نادي عمان)
サハム・クラブ(Saham Club/نادي صحم)
ソハールSC(Sohar SC/نادي صحار)

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◆最近の概要
世界中で猛威を奮いまくった新型コロナウイルスは、中東のこの地のサッカー界でも例外ではなかった。
2019-2020年シーズンのオマーンプロフェッショナルリーグは第23節が終了した3月中旬をもってコロナ禍のために中断した。この中断は10月下旬までの7ヶ月余りに及ぶ長期のものであり、このシーズンの国内リーグの閉幕は11月上旬までずれ込んだ。同様にスルターン・カーブース・カップは準決勝が終わったのが2月中旬だったが、決勝が行われるのを11月下旬まで待たなければならなかった。このスケジュール遅延の影響で翌2020-2021年シーズンのオマーンプロフェッショナルリーグ開幕は12月中旬になってしまった。このシーズンは結局第10節が済んだ2月下旬を最後にまたも中断し、今度は再開される事なくそのまま打ち切られてしまった。
オマーンは中東の国ではあるが、石油の採掘可能年数があと10年強と言われていて資源に乏しい。国内には目立った河川がなく、国の産業としては工業が中心になる。中東諸国のなかではそれほど貧乏な国ではないが、それほど豊かな国でもない。オイルマネーが潤沢に有るという訳ではないので、外国人Jリーガーが活躍した際に「中東のクラブに狙われる」と言う時の「中東」にこの国のクラブは入っていない。そういう規模のリーグなのでオマーンプロフェッショナルリーグを主戦場とするクラブのホームスタジアムは収容人員の面では中規模の所な多い。最も多くのサポーターを入れられるスタジアムは39,000人収容の首都マスカットにある国立競技場であるスルタン・カーブース・スポーツコンプレックスであり、マスカット・クラブとオマーン・クラブがホームスタジアムとして利用している。他にも当たり前の様に1つのスタジアムを2〜3クラブずつでホームスタジアムとして共同使用している例が全国各地の地方都市で見られる。
サッカー協会を含め公式サイトが機能していないクラブが多く、ネット回線を遮断している可能性を否定できない。この様な事情からクラブの現所属選手の名前をインターネット経由で探すのは困難を極める。断片的な情報によると、オマーンプロフェッショナルリーグ加盟クラブではケニア人、ヨルダン人、オランダ人の外国人の存在を確認している。但しここ数年の所属外国人選手は中東の国籍を持つ者が中心である。
オマーンのサッカー界での強豪クラブはドファール・クラブであり2018-2019年シーズンの国内リーグや2020-2021年シーズンのカップ戦のタイトルも攫ってきたが、打ち切り前の最後の国内リーグになる2019-2020年シーズンのオマーンプロフェッショナルリーグはアルシーブ・クラブが優勝を果たした。
この国のサッカーが末永く発展する事を願う。

◆最終更新日時
2021/11/18

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