モーリタニアのサッカーリーグのまとめ

モーリタニアのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://ffrim.org

◆連盟
アフリカサッカー連盟(CAF)

◆1部リーグ名称
モーリタニア・プレミアリーグ(Ligue 1 Mauritania/الدوري الموريتاني الممتاز/Championnat de Mauritanie de football)

◆所属チーム数
15

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー2回戦総当たり)
※試合数28

◆開催期間
9月下旬~

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは7/1〜9/22と1/5〜2/4

◆順位決定方法
不明

◆CAFチャンピオンズリーグ枠
0.25(モーリタニア・プレミアリーグの優勝チームは予選1回戦に参戦)
※モーリタニアン・プレジデント・カップの優勝チームはCAFコンフェデレーションカップ予選1回戦に参戦

◆2部リーグ(モーリタニアン・セカンド・ディビジョン/Mauritanian 2nd Division/‎دوري الموريتاني الدرجة الثانية/Championnat de deuxième division de Mauritanie)
詳細不明

◆昇降格枠
降格枠は3(モーリタニア・プレミアリーグの13〜15位のチームが自動降格)

◆それ以外の大会
◇モーリタニアン・プレジデント・カップ(Mauritanian President’s Cup/كأس رئيس الجمهورية/Coupe du président)
モーリタニアのトーナメントのカップ戦。大会方式の詳細は不明。
◇モーリタニアン・スーパーカップ(Mauritanian Super Cup/الكأس الممتازة الموريتانية/Supercoupe de Mauritanie de football)
モーリタニア・プレミアリーグとモーリタニアン・プレジデント・カップの優勝チーム同士が対戦する一発勝負の大会。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
ASアルメー・ナシオナル(AS Armee Nationale/الجمعية الرياضية للجيش الوطني الموريتاني/Association Sportive de l’Armée Nationale Mauritanienne)
ASACコンコルド(ASAC Concorde/جمعية الوئام/Association sportive artistique et culturelle de la Concorde)
FCドゥアン(FC Douane/‎دوان/FC Douane)
ASガルド・ナシオナル(AS Garde Nationale/جمعية الحرس الوطني/Association sportive Garde nationale)
FCグレル・サンゲ(FC Gourel Sangue/جوريل سانج/FC Gourel Sangue)
カエディFC(Kaedi FC/‎كيهيدي/Kaédi FC)
ACSクサル(ACS Ksar/جمعية لكصر/Association culturelle et sportive du Ksar)
FCメディン・トラルザAC(FC Medine Trarza AC/‎مدينة الترارزة/FC Médine Trarza AC)
FCヌアディブ(FC Nouadhibou/نادي نواذيبو/Football Club Nouadhibou)
ヌアクショット・キングス(Nouakchott Kings/نواكشوط كينغ/Nouakchott King’s)
ASCポリス(ASC Police/جمعية الشرطة/Association sportive et culturelle de la Police)
FCサヘル(FC Sahel/‎الساحل/FC Sahel)
ASCスニム(ASC Snim/جمعية اسنيم/Association sportive et culturelle de la SNIM)
FCテヴラフゼイナ(FC Tevragh-Zeina/نادي تفرغ زينة/Football Club Tevragh Zeïna)
ASCティジクジャ(ASC Tidjikja/ج.ر.ث تجكجة/ASC Tidjikja)

◆最近の概要
アフリカ大陸の西の果ての地にも新型コロナウイルスの猛威は効いていた。
2019-2020年シーズンのモーリタニア・プレミアリーグはコロナ禍のため19節終了時点の3月中旬から9月上旬にかけて中断した。世界的にも類を見ない程の長期間の中断だったせいか、2019年下旬に開幕したシーズンの閉幕が2020年10月下旬になるという、実に1年以上にも渡る長い長いシーズンだった。そしてオフらしいオフも無いままに11月中旬から2020-2021年シーズンが始まった。元々1部リーグのチーム数は14だったが、2019-2020年シーズンに降格チームを設けなかった影響で2020-2021年シーズンは16チームになった。このシーズンに限り16チームを8チームずつの2つのグループに分けて2回戦総当たり方式のリーグ戦を行い、戦績上位と下位のチームで8チームずつのグループを組んで更に2回戦総当たり方式のリーグ戦を実施して6月中旬に閉幕するという、期間限定の「2ステージ制」だった。2021-2022年シーズンは15チームでリーグ戦を実施するが、おそらく2シーズンかけて1部リーグのチーム数を元の14チームに戻すつもりなのではないか。
モーリタニア・プレミアリーグを開催するスタジアムには収容人員が1万人を超えるスタジアムは見当たらない。首都ヌアクショットにある収容人員10,000人のスタッド・オランピックには5つ以上ものチームがホームスタジアムとして利用している。そのせいかJリーグの様に同じ日にある程度試合をまとめて開催するのではなく、大体2〜3試合ずつ日程をバラけさせて開催する。「節」の概念はなく、先の先まで試合日程がカチッときまっている訳ではない。そのため試合期間中は順位表でのチームごとの試合数も常にバラけている。
モーリタニア・プレミアリーグ加盟クラブの実に6割がヌアクショットにあるスタジアムをホームスタジアムとしている。スタジアム所在地の分布は非常に偏っていて、ヌアクショット、ヌアビドゥ、カエディ、ロッソの4つの都市にしかこのリーグを開催するスタジアムは無い。日本に例えるなら東京、大阪、名古屋、京都の4ヶ所にしかJリーグのスタジアムが無い様なものである。理由は他の地域が砂漠だから。モーリタニアは国土のほとんどがサハラ砂漠であり、首都の郊外の住宅地でさえ砂漠化の拡大が問題になっている。この様な自然環境では限られた都市でしなサッカーの大会を開催できないのも当然と言えば当然だ。
2人に1人しか文字を読めないとも言われている国のリーグにおいてネットに置いてある選手の情報は少なく、クラブの所属選手を詳しく知るのは非常に難しい。一部であるが入手できた情報によると、モーリタニア・プレミアリーグでプレーしている外国人選手の数はやはり少ない。外国人選手の国籍はマリ人、コートジボワール人、ギニア人といった近隣の国の選手が中心だがフランス人やブラジル人が在籍しているクラブもある。モーリタニアは砂漠が多い土地柄のゆえ農業は難しい。だからといって多量の石油を採掘できる訳でもない。鉱業と水産業が産業の中心である。決して裕福ではない国の事情がそのままクラブの財政に影響している。つまり潤沢に選手を獲得したりクラブが施設を満足に整えたりできたりする状況にない。
FCヌアディブがモーリタニア・プレミアリーグ 4連覇を果たしたが、CAFチャンピオンズリーグでは予選敗退が続いている。この大会で気の毒なのが2019-2020年シーズンだ。予選1回戦のセカンドレグでFCヌアディブの選手の中からコロナウイルス陽性の人が2人出た結果、試合登録選手の規定人数に足りなくなった。結局試合は0-2での不戦敗になってしまった。
この国でサッカーで生きていける人達がもっと増える様に望んでいる。

◆最終更新日時
2021/11/10

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