ケニアのサッカーリーグのまとめ

ケニアのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://fkfpl.com

◆連盟
アフリカサッカー連盟(CAF)

◆1部リーグ名称
ケニア・プレミアリーグ(Kenyan Premier League)

◆所属チーム数
18

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー2回戦総当たり)
※試合数34

◆開催期間
9月下旬~6月中旬

◆移籍期間
不明

◆順位決定方法
勝ち点→得失点差→総得点→直接対決戦績→勝利数→アウェーゴール数→ペナルティーポイント→退場者数の少なさ

◆CAFチャンピオンズリーグ枠
0.25(ケニア・プレミアリーグの優勝チームは予選1回戦に参戦)
※FKFプレジデントカップの優勝チームはCAFコンフェデレーションカップ予選1回戦に参戦

◆2部リーグ(ケニア・ナショナル・スーパーリーグ/Kenyan National Super League)
20チームが所属。ホーム&アウェー2回戦総当たり。

◆昇降格枠
2.5±0.5(ケニア・プレミアリーグの17位、18位のチームとケニア・ナショナル・スーパーリーグの1位、2位のチームが自動昇降格。ケニア・プレミアリーグの16位のチームとケニア・ナショナル・スーパーリーグの3位のチームが昇降格プレーオフに進出)

◆それ以外の大会
◇FKFプレジデントカップ(FKF President’s Cup)
ケニアの一発勝負のトーナメントのカップ戦。2021年シーズンは5月下旬から7月下旬にかけて実施された。大会方式の詳細は不明。
◇KPLトップ8カップ(KPL Top 8 Cup)
前シーズンのケニア・プレミアリーグの上位8チームが参戦するトーナメント方式の大会。準決勝のみホーム&アウェー方式で、それ以外は一発勝負で進める。
◇ケニア・スーパーカップ(Kenyan Super Cup)
ケニア・プレミアリーグとFKFプレジデントカップの優勝チーム同士が対戦する一発勝負の大会。ケニア・プレミアリーグ開幕直前に開催する。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
AFCレオパーズ(A.F.C. Leopards)
アドミニストレーション・ポリスFC(Administration Police F.C.)
バンダリFC(Bandari F.C.)
ビドコ・ユナイテッドFC(Bidco United F.C.)
ゴール・マイヤFC(Gor Mahia F.C.)
カカメガ・ホームボーイズFC(Kakamega Homeboyz F.C.)
FCカリオバンギ・シャークス(F.C. Kariobangi Sharks)
ケニヤ・コマーシャル・バンクSC(Kenya Commercial Bank S.C.)
マサール・ユナイテッドFC(Mathare United F.C.)
ナイロビ・シティ・スターズ(Nairobi City Stars)
ンゾイア・シュガーFC(Nzoia Sugar F.C.)
ポスタ・レンジャーズFC(Posta Rangers F.C.)
ソファパカFC(Sofapaka F.C.)
FCタランタ(F.C. Talanta)
タスカーFC(Tusker F.C.)
ウリンジ・スターズFC(Ulinzi Stars F.C.)
ヴィヒガ・ビューレッツFC(Vihiga Bullets F.C.)
ワジトFC(Wazito F.C.)

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◆最近の概要
新型コロナウイルスは東アフリカの赤道直下の国でも猛威を振るった。
多くの国や地域で大会が中断や延期など影響を受けた2019-2020年シーズンこそケニア・プレミアリーグではコロナ禍で目立った影響はなかったが、それでも翌2020-2021年シーズンの国内リーグの開幕は11月下旬にずれ込んだ。その後もコロナ対応で2021年3月26日から5月1日までロックダウンした為、この期間中に公式戦を行えずリーグ終幕が8月下旬にまで遅れた。この終幕遅延の影響で2021-2022年CAFチャンピオンズリーグへの参戦チームは6月30日時点での1位のチームであるタスカーFCになった。
農業国らしくトウモロコシや砂糖キビ等の農産物をエンブレムに取り込むクラブが有る一方で、ウリンジ・スターズFCの様な軍隊のクラブやアドミニストレーション・ポリスFCの様な警察のクラブも存在する。地域名をチーム名に組み込むクラブは少なく、食用油などの食品会社のBidco Africaがスポンサードしているビドコ・ユナイテッドFCや銀行業のKCB Bank Kenya Limitedがオーナーであるケニヤ・コマーシャル・バンクSC、ビールブランドのTuskerがスポンサーのタスカーFC等、企業名がそのままチーム名になっているクラブが多数ある。つまりケニア・プレミアリーグは企業の力が非常に強いリーグだ。これは貧富の差が極端に激しい国としての経済事情も影響していると思われる。クラブの成否が親会社の経営状況だけで左右されてしまうため企業名をチーム名に組み込む事を容認する国内リーグは世界的に圧倒的に少数派だが、このシステムをケニアのサッカー界では採用している。この方法論は日本の女子サッカーリーグのWEリーグや日本のプロ野球で見られる。
60,000人収容可能なMISCカサラニ(マサール・ユナイテッドFCのホームスタジアム)の例があるがケニア・プレミアリーグでのホームスタジアムは収容人員が1万人以下の小型のスタジアムが大半を占める。1部リーグのスタジアムはケニアの中央部から南部に存在していて、首都ナイロビを本拠地とするクラブが5つ程ある。
ケニア・プレミアリーグ加盟クラブではアフリカ人以外の選手の存在を確認できない。これはインターネット経由で確認可能な限られたクラブでの話であり、公式サイトがなく所属選手の名前を確認できないクラブチームが多めなのはアフリカの国内リーグに有りがちだ。最貧国ではないが、決して裕福とも言えない国で活動している事情があり、ウガンダ人、ルワンダ人、ブルンジ人など近隣の国の選手がこの国でのサッカークラブの外国人選手の中心となっている。
リーグ分裂や内紛、政府の介入等による国際試合への出場停止処分を受けたり、サッカー連盟の幹部の横領で代表チームが金を使えない時期があったり等の艱難を経てきたケニア・プレミアリーグは、2018年にそれまでの「2月開幕11月終幕」のシーズンから「8月開幕5月閉幕」のシーズンに移行した。これは欧州のサッカーシーンを意識してのものだと言われている。試合のボイコットによる不戦敗や制裁処分が時折起こるリーグでもあり、給与の未払いなどが原因と見られている。直近の2020-2021年シーズンでも不正操作でズー・ケリチョFCが降格処分を下された。このシーズンはこのチームを除く17チームで1部リーグが行われた。なお現在は「第1節」「第2節」といった特定の節を設けずに国内リーグの日程が組まれている。
前述のTuskerはタスカーFCのスポンサーであると共にケニア・プレミアリーグの大会スポンサーでもある。2020-2021年シーズンでタスカーFCはこの大会の優勝チームになったが、これは国内屈指の強豪であるゴール・マイヤFCのリーグ連覇を4で止めた事を意味する。国際大会に目を移すとこの2チームともCAFチャンピオンズリーグでは予選2回戦での敗退が続いている。
ケニアで最も強い競技種目は中・長距離走であり、オリンピック等で数々の選手がマラソン等を席巻してきた。スポーツ界のみならず政治の世界でもバラク・オバマを生み出した国として有名である。サッカー界でも準決勝終了時点で2021年シーズンのACL得点王になっているマイケル・オルンガ(アル・ドゥハイルSC所属)がケニア出身であり、タスカーFCやゴール・マイヤFCでのプレー経験がある。彼はスポーツアカデミー出身の選手だ。これは本人の努力に加えて周辺の人達の適切なバックアップが有ればプロアスリートとして輝ける事の好例である。
富める人が富を独占せずに寄付などの形で周りの人達に還元して、この国のサッカー界をより良くしていく事を願っている。

◆最終更新日時
2021/11/8

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