インドネシアのサッカーリーグのまとめ

インドネシアのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://ligaindonesiabaru.com

◆連盟
アジアサッカー連盟(AFC)

◆1部リーグ名称
インドネシア・リーガ1(Liga 1/Liga 1)

◆所属チーム数
18

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー2回戦総当たり)
※試合数34

◆開催期間
8月下旬〜4月下旬

◆移籍期間
不明

◆順位決定方法
勝ち点→直接対決戦績→得失点差→得点数→抽選

◆ACL枠
0
※インドネシア・リーガ1の優勝チームはAFCカップのグループステージに、準優勝チームはプレーオフラウンドに参戦

◆2部リーグ(インドネシア・リーガ2/Liga 2/Liga 2)
24チームが所属。第1ラウンドは4グループに分かれて2回戦総当たりのリーグ戦。勝ち上がった8チームが2グループに分かれての1回戦総当たりの第2ラウンドに進む。上位4チームが一発勝負のトーナメント制のノックアウトステージで決着を付ける。

◆昇降格枠
3(インドネシア・リーガ1の16〜18位のチームが自動降格。インドネシア・リーガ2のノックアウトステージでの上位3チームが自動昇格)

◆それ以外の大会
なし

◆平均入場者数
13,552人(2020年シーズン)

◆チーム名
アレマFC(Arema F.C./Arema FC)
バリ・ユナイテッドFC(Bali United F.C./Bali United F.C.)
PSバリト・プテラ(PS Barito Putera/PS Barito Putera)
バヤンカラ・ソロFC(Bhayangkara Solo F.C./Bhayangkara Solo FC)
ボルネオFC(Borneo F.C./Borneo F.C.)
マドゥラ・ユナイテッドFC(Madura United F.C./Madura United FC)
プルセバヤ・スラバヤ(Persebaya Surabaya/Persebaya Surabaya)
プルセラ・ラモンガン(Persela Lamongan/Persela Lamongan)
プルシブ・バンドン(Persib Bandung/Persib Bandung)
プルシジャ・ジャカルタ(Persija Jakarta/Persija Jakarta)
プルシク・ケディリ(Persik Kediri/Persik Kediri)
プルシカボ1973(Persikabo 1973/Persikabo 1973)
プルシプラ・ジャヤプラ(Persipura Jayapura/Persipura Jayapura)
プルシラジャ・バンダ・アチェ(Persiraja Banda Aceh/Persiraja Banda Aceh)
プルシタ・タンゲラング(Persita Tangerang/Persita Tangerang)
PSISスマラン(PSIS Semarang/PSIS Semarang)
PSMマカッサル(PSM Makassar/PSM Makassar)
PSSスレマン(PSS Sleman/PSS Sleman)

◆最近の概要
世界中を見渡しても、この国のリーグほど新型コロナウイルスの影響を強く受けた所はそうそう無いだろう。
2020年シーズンのインドネシア・リーガ1は3月の時点で1人のコロナウイルス陽性患者が見つかったために延期された。当初延期期間は2週間の予定だったが、政府の感染拡大防止策を受けて延期に延期を重ねる事を強いられた末、10月末にインドネシア・リーガ1の打ち切りが決まった。こうして僅か2、3試合しか実施していない段階で打ち切りが決まったので、このシーズンでの優勝チームも降格チームも発生していない。同様にここまで数年に1回のペースで開催されてきたカップ戦のピアラ・インドネシア(Piala Indonesia/Piala Indonesia)の2020年シーズンも開催中止される事になった。この影響で2021年シーズンのAFCカップの参戦チームは2019年シーズンのインドネシア・リーガ1と2018-2019年シーズンのピアラ・インドネシアの戦績で決められた(ただしピアラ・インドネシア優勝チームであるPSMマカッサルにはAFCカップライセンスが付与されていなかったので、その参戦枠にはインドネシア・リーガ1の3位のプルシプラ・ジャヤプラが入った)。
翌2021年もコロナ禍は続き、この年の前半にはASEAN地区最悪の水準にまで患者数が増加した。コロナウイルスが来る前は年の前半に開幕するのが国内リーグの通例で、2021年も本来は6月開幕の予定だった「2021年シーズン」のインドネシア・リーガ1は「2021-2022年シーズン」になった。「小さな島が無数に集まる国家」という事情ゆえ伝染病対策を厳格に行わなければならず、ようやく開催に漕ぎつけた国内リーグでは独特なコロナ対策が敷かれる事になった。全試合を無観客で開催するのはもちろんシーズンの全試合をジャワ島の中で行う方式を採った。シーズンの1年間を6つのシリーズに分け「第1シリーズはジャワ島西部で、第2シリーズはジャワ島中央部で」といった具合に1つのシリーズの間は全チームがジャワ島の中の1つの地区で試合をし、シリーズ毎に全チームが地区を移動して開催する「ツアーシステム」が敷かれた。プロゴルファーやプロテニス選手と同様の生活がサッカー選手やチームスタッフに強いられる事になり、大半の選手がシーズン中は自宅に帰れなくなっていると予想できる。この様な状況では当然ながらピアラ・インドネシアは開催できない。
大半のクラブがジャワ島に存在するが、それ以外の島を拠点にするクラブも見られる。ジャワ島以外にホームスタジアムを持つクラブにとっては今シーズンは不公平な大会方式だが、コロナ禍を乗り切るために止むに止まれぬ状況なのは理解できる。そんなインドネシアにはASEAN最大規模のスタジアムが揃っていて、インドネシア・リーガ1のホームスタジアムには中型・大型のスタジアムが並んでいる(今シーズンに実際にそこで公式戦を行えるかは別として)。77,193人を収容できるゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム(プルシジャ・ジャカルタのホームスタジアム)や45,134人収容可能なゲロラ・ブン・トモ・スタジアム(プルセバヤ・スラバヤのホームスタジアム)、45,000人収容可能なハラパン・バンサ・スタジアム(プルシラジャ・バンダ・アチェのホームスタジアム)がある。
数年前のリーグ分裂状態や政府のサッカー協会への干渉を受けACLへの参加枠が現在でも与えられていない等、AFCにとってのインドネシア・リーガ1の地位は低いままだが、それに反して国としての経済規模はASEAN屈指である。貧富の差こそ極端に激しいが、都市部には外資系企業が立ち並んでいる。これらの事情を受けているのかインドネシア・リーガ1にはアジアのあらゆる国から選手が集まっている。その中でも距離的に近い南アジア人選手が比較的多めだ。山口廉史(アレマFC)、丸川太誠(プルセバヤ・スラバヤ)、松永拓也(プルシプラ・ジャヤプラ)、村田勝利(プルシラジャ・バンダ・アチェ)の4人の日本人選手が在籍している。彼らは大卒の海外でのプレー経験が豊富なベテランである。他国のリーグ同様、この国でもブラジル人選手が多い。
サッカーがコロナ禍に喘ぐ人達の希望になる様に願っている。

◆最終更新日時
2021/10/11

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