金崎の移籍について思う

鹿島アントラーズの金崎夢生のサガン鳥栖への移籍が突如、発表された。

ワールドカップ開催期間中は、J1は中断期間。
再開後のJリーグでこそ金崎の出番は少なかった。
だが中断期間前は彼は普通に試合に出場していた。

出場機会を求めての移籍ではない。

鹿島の主力を鳥栖が引き抜く。
今までは、この構図はまずあり得なかった。

九州の地方都市のクラブに過ぎなかった鳥栖に今、何が起きているのか?

DAZNマネーがJリーグに入ってきて、Jリーグへの風向きは明らかに変わった。
外国人がJリーグを目を向けるようになり、イニエスタが神戸と、トーレスが鳥栖と契約した。

鳥栖は元々国際派クラブだった。
キム・ミヌは徴兵制度さえなければ今も鳥栖でプレーしていただろうし、セレッソ大阪の監督のユン・ジョンファンも元々鳥栖の関係者だった。
Jリーグで最も韓流に近いのが鳥栖だった。

外国へのアンテナを元から張っていたクラブがトーレスの獲得競争に名乗りを挙げるのは自然だ。

「親会社がただ損するだけだから」と、今までは大物外国人の獲得をどのクラブも二の足を踏んでいた。
だがダゾーンマネーが見込める今、そういう選手に触手を伸ばすクラブも出てきている。

鳥栖の本拠地ベストアメニティスタジアムは、電車にしても車にしてもアクセスが非常に良い。
道路での移動は快適だが、電車事情はほぼ壊滅的なカシマサッカースタジアムとは違う。

電車事情の快適さは、アウェーサポーターを受け入れる素地がクラブ側にある事を意味する。

トーレス目当てで大勢の人たちが、電車や車で駆けつけるだろう。
その中の何割かは、そのまま鳥栖のサポーターになっていく。

そういう収入が見込めて、鹿島の主力を引き抜きに行ったと俺は思う。

これまで主力の引き抜きには、ほとんどのクラブが及び腰だった。
金回りが良くなった今、及び腰ではなくなっている。

世界中の国内リーグ所属選手の移籍ウインドー(所属選手が移籍出来る期間)は、こちらを見れば分かる。

Jリーグの夏の移籍ウインドーは7月16日から8月15日まで。

この期間は、何が起きても不思議じゃない。

ワールドカップでプレーしたような選手が、これからはJリーグにも出てくる。

Jリーグを観に行こう!

◆こちらの記事もオススメ
「イニエスタにブーイングなんて」と言う者に告ぐ
サポーターはお金じゃ買えない
日本のプロサッカーリーグのまとめ

Follow me!