アルメニアのプロサッカーリーグのまとめ

アルメニアのプロサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://www.ffa.am/am/

◆連盟
欧州サッカー連盟(UEFA)

◆1部リーグ名称
アルメニア・プレミアリーグ(Armenian Premier League/Հայաստանի ֆուտբոլի առաջնություն)

◆所属チーム数
10

◆試合形式
リーグ戦(1ステージ制/ホーム&アウェー4回戦総当たり)
※試合数36

◆開催期間
7月下旬〜5月下旬

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは6/21〜9/12と2/1〜2/28

◆順位決定方法
勝ち点→プレーオフ(優勝チームを決める場合のみ実施)→勝利数→直接対決での勝ち点→直接対決での勝利数→直接対決での得失点差→直接対決での総得点→直接対決でのアウェーゴール数→得失点差→総得点

◆チャンピオンズリーグ枠
0.0625(アルメニア・プレミアリーグ優勝チームが予選1回戦に参戦)
※アルメニア・プレミアリーグ準優勝、3位のチーム及びアルメニア・インデペンデンスカップ優勝チームはヨーロッパカンファレンスリーグ予選1回戦に参戦

◆2部リーグ(アルメニア・ファーストリーグ/Armenian First League/Հայաստանի ֆուտբոլի առաջնություն)
8チームが所属。1ステージ制。ホーム&アウェー4回戦総当たり方式のリーグ戦を実施。

◆昇降格枠
1.5±0.5(アルメニア・プレミアリーグの10位のチームとアルメニア・ファーストリーグの1位のチームが自動昇降格。アルメニア・プレミアリーグの9位のチームとアルメニア・ファーストリーグの2位のチームが昇降格プレーオフに進出)

◆それ以外の大会
◇アルメニア・インデペンデンスカップ(Armenian Cup/Հայաստանի ֆուտբոլի գավաթ)
アルメニアのプロクラブが参加するホーム&アウェー方式のトーナメントの大会。アルメニア・プレミアリーグ勢は1回戦(ラウンド14)または準々決勝から参戦。2020-2021年シーズンは9月中旬から5月中旬にかけて実施された。
◇アルメニア・スーパーカップ(Armenian Supercup/Հայաստանի ֆուտբոլի Սուպերգավաթ)
アルメニア・プレミアリーグとアルメニア・インデペンデンスカップの優勝チーム同士が対戦する一発勝負の大会。夏か秋に開催するのが通例。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
アラシュケルトFC(FC Alashkert/Ալաշկերտ ՖԱ)
FCアララト・エレバン(FC Ararat Yerevan/Արարատ Երևան ՖԱ)
アララト=アルメニア(FC Ararat-Armenia/Արարատ-Արմենիա)
BKMAエレバン(BKMA Yerevan/ԲԿՄԱ)
FCノア(FC Noah/Նոա ՖԱ)
ノラバンクFC(Noravank SC/Նորավանք մարզական ակումբ)
FCピュニク・エレバン(FC Pyunik/Փյունիկ ՖԱ)
セバンFC(Sevan FC/Սևան ՖԱ)
FCウラルトゥ(FC Urartu/Ուրարտու ՖԱ)
FCバン(FC Van/Վան ՖԱ)

◆最近の概要
世界中で拡大している新型コロナウイルス「も」ヨーロッパの山岳地帯の中国地方ほどの国土の国内リーグに影響を及ぼした。
元々ソビエト連邦の地域リーグに過ぎなかったが、独立による国家樹立を機に1992年に独立国家としてのリーグになった。アルメニア・プレミアリーグの所属クラブのスタジアムの7割が首都エレバンに集中しているものの、コロナウイルス来襲前である2018-2019年シーズンの最高観客動員数は5,181人しかない等、集客に苦戦している。14,403人入れるワスゲン・サルキシャン・アンヴァン・ハンラペタカン・マルザダシ(FCアララト・エレバンとFCピュニク・エレバンのホームスタジアム)もある一方で、数百人しか入れないスタジアムもこのリーグには複数ある。つまりアルメニアには大型のスタジアムが存在しない。ほとんどのスタジアムが小型である。
隣国アゼルバイジャンとの「2020年ナゴルノ・カラバフ紛争」に代表される武力衝突もこのリーグに陰を落としている。FCガンザサール・カパンがこの紛争とコロナ禍で財政的に切迫し、アルメニア・プレミアリーグとアルメニア・インデペンデンスカップから撤退してしまった。そして生活費を稼ぐために成人男性のほとんどがロシア等に出稼ぎしている現状があり、国の人口は減り続けている。この様な状況ではロシアサッカー・プレミアリーグを観ようとするアルメニア人はいるだろうが、自国のリーグの集客には結び付かない。「サッカーが発展する為には、まずそこに住むサポーターの生活が豊かにならなければいけない」というのをここのリーグほど痛切に感じる場所は見当たらない。
さてアルメニア・プレミアリーグのクラブの選手の国籍も全世界に渡っている。日本人選手こそ不在だが、東欧人、アフリカ人、ブラジル人はやや多めだ。ヨーロッパとアジアの境界近くの国際色豊かなリーグの2020-2021年シーズンでは、アラシュケルトFCが優勝を果たした。
この国のスタジアムにサポーターが行ける基盤が整う様に願っている。

◆最終更新日時
2021/9/3

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