パプアニューギニアのプロサッカーリーグのまとめ

パプアニューギニアのプロサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://www.pngfootball.com.pg

◆連盟
オセアニアサッカー連盟(OFC)

◆1部リーグ名称
パプアニューギニア・ナショナル・サッカーリーグ(Papua New Guinea National Soccer League)
※通称PNGNSL

◆所属チーム数
14

◆試合形式
南北の2グループに分けて1次リーグ(ホーム&アウェー2回戦総当たり)を実施し、各グループ上位2チームずつが2次リーグ(ホーム&アウェー2回戦総当たり)に参戦する。
※試合数12〜18

◆開催期間
7月下旬〜

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは6/4〜6/11と8/15〜8/24

◆順位決定方法
勝ち点→得失点差→総得点

◆OFCチャンピオンズリーグ枠
2(PNGNSL優勝チーム、準優勝チームがグループステージに参戦)

◆2部リーグ
なし

◆昇降格枠
なし

◆それ以外の大会
なし

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
セントラル・ユナイテッドFC(Central United F.C.) ーグループBに所属
ヘカリ・ユナイテッドFC(Hekari United F.C.) ーグループBに所属
コマラ・ガルフFC(Komara Gulf F.C.) ーグループBに所属
ラエ・シティFC(Lae City F.C.)ーグループAに所属
ラエ・シティ・ドゥエラーズFC(Lae City Dwellers F.C.) ーグループAに所属
モロブ・ユナイテッドFC(Morobe United FC) ーグループAに所属
FCモロブ・ワウウェンズFC(F.C. Morobe Wawens) ーグループAに所属
ノーザンユースFC(Northern Youth FC) ーグループAに所属
セピクFC(Sepik FC) ーグループAに所属
サザン・ストライカーズFC(Southern Strikers FC) ーグループBに所属
サザンユースFC(Southern Youth FC) ーグループBに所属
スター・マウンテンFC(Star Mountain F.C.) ーグループBに所属
トゥスバブ・スタリオンズFC(Tusbab Stallions FC) ーグループAに所属
WNBタブール(West New Britain Tavur) ーグループBに所属

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◆最近の概要
世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスは、南太平洋に浮かぶ島でさえ見逃してくれなかった。
大会自体は20試合足らずでシーズンが終わるほど短い。しかし2019-2020年シーズンではコロナ禍による5ヶ月の中断の結果、「短い」はずの国内リーグの開催期間が11ヶ月にもなった。このシーズンをもって参加10クラブ中の3クラブがPNGNSLから撤退を決めた。この3クラブの中にはグランドファイナルまで進出し惜しくも準優勝に終わったにもかかわらず財政上の理由でPNGNSLを去ったヴィティアズ・ユナイテッドも含まれている。
3クラブも撤退したにもかかわらずその直後の現シーズンである2021年シーズンではPNGNSLの参加チーム数は10→14に増えている。これには2017年から2018年にかけて存在していたナショナル・プレミアリーグ(PNGNPL)からの流れが絡んでいる。PNGNSLはパプアニューギニアサッカー協会(PNGFA)にとって主力商品と言うべきリーグであるが、2016年のPNGFAの会長選挙に当時オセアニアサッカー連盟(OFC)会長で、PNGFA会長の現職でもあったデビッド・チャンとヘカリ・ユナイテッドFC会長のジョン・カピ・ナット等が立候補していたが、ナットはPNGFA会長としてのチャンの人望の無さに不満を抱いていた。チャンのPNGFA会長の再選が決まった翌日にナットはヘカリ・ユナイテッドFC等多数のクラブがPNGNSLを脱退し、翌2017年初めに新協会となるパプアニューギニアサッカー連盟(FFPNG)を設立し、新リーグPNGNPLを立ち上げた。PNGNPLは南北2グループに分けての計12チームが加盟したのに対し、2015-2016年シーズンには同じ様に2グループ12チーム存在していたPNGNSLの加盟チーム数は6チームにまで減り、1グループでの開催を余儀なくされた。
翌2018年シーズンになってもPNGNSLの加盟チーム数は7チームと微増に留まった。この時点でPNGFAとFFPNGの間の溝は修復困難だった。2つの協会が別々の国内リーグを開催するという「少し前までの日本のバスケットリーグ状態」が続いていた。
だがこの分裂状態は突如終わりを迎える。汚職が発覚し「一身上の都合で」チャンがOFCとPNGFAの会長職を辞任し、FIFAに2019年3月から6年半の間サッカーに関連する活動からの追放処分を受けた。これを受けてFFPNGはPNGFAに合併し、PNGNPLは消滅。そこに加盟していたクラブがPNGNSLに戻り、翌年の2019年シーズンは27チームの大所帯になった。このシーズンは4つのグループに分けて開催された。こうした経緯を受けて、2019-2020年シーズンに加盟していなかったクラブや新たに立ち上がった南北のユースチームが加盟して、2021年シーズンの加盟チームが14という数になっている。
コロナ禍でインバウンド需要が期待できず、リーグ加盟クラブの国籍はほぼ自国人。当然ながら財政的に厳しいクラブが多い。在籍選手名すらインターネットで調べられないクラブが多数あるし、PNGFAはPNGNSLの公式戦の動画どころかテキストさえもリアルタイムで発信していない。しかも国内の長距離移動でもコロナウイルス拡散のリスクがつきまとう。こういう「遠くにいる人」にスタジアムに来てもらうのが期待できない状況では、他のほとんどの国の国内リーグの様に全国リーグという形態を採らずいくつかの地域リーグにし、遠征費を抑えて必要経費を少なくし、「近くにいる人」にシーズン通して試合を観てもらいやすい環境を作るこのリーグのやり方も1つの正解だと思う。実際2021年シーズンは2015-2016年シーズン以来の2グループ制に戻している。
小さな島での挑戦の成功を願っている。

◆最終更新日時
2021/8/27

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