オーストリアのサッカーリーグのまとめ

オーストリアのサッカーリーグについてまとめてみました。

◆公式サイト
https://www.bundesliga.at/de/

◆連盟
欧州サッカー連盟(UEFA)

◆1部リーグ名称
オーストリアブンデスリーガ(Austrian Football Bundesliga/Fußball-Bundesliga)

◆所属チーム数
12

◆試合形式
スプリット制。ホーム&アウェー方式の2回戦総当たり戦のリーグ戦のレギュラーシーズンを実施。レギュラーシーズン終了後に上位と下位の6チームずつに分け、それぞれで2回戦総当たり戦のリーグ戦のプレーオフを行う。
※試合数32

◆開催期間
7月下旬〜4月下旬

◆移籍期間
2021-2022年シーズンは6/9〜8/31と1/8〜2/7

◆順位決定方法
勝ち点→得失点差→得点数→勝利数→アウェーでの勝利数→直接対決での勝ち点→直接対決での得失点差→直結対決での得点数

◆チャンピオンズリーグ枠
1.125(オーストリアブンデスリーガ優勝チームがグループステージに参戦。準優勝チームは予選2回戦に参戦)
※オーストリア・カップ優勝チームはヨーロッパリーグプレーオフラウンドに参戦
※オーストリアブンデスリーガ3位と4位のチームはヨーロッパカンファレンスリーグのそれぞれ予選3回戦、予選2回戦に参戦

◆2部リーグ(オーストリア2.ブンデスリーガ/Austrian Football Second League/2. Liga)
16チームが所属。ホーム&アウェー2回戦総当たり。

◆昇降格枠
1(オーストリアブンデスリーガの12位のチームとオーストリア2.ブンデスリーガの1位が自動昇降格)

◆それ以外の大会
◇オーストリア・カップ(Austrian Cup/ÖFB-Cup)
オーストリアブンデスリーガのクラブ等の計64チームが参加する一発勝負のトーナメントの大会。オーストリアブンデスリーガ勢もノーシードで参戦。2020-2021年シーズンは8月下旬から5月上旬にかけて行われた。

◆平均入場者数
不明

◆チーム名
FCアドミラ・ヴァッカー・メードリング(FC Admira Wacker Modling/FC Admira Wacker Mödling)
SKアウストリア・クラーゲンフルト(SK Austria Klagenfurt/SK Austria Klagenfurt)
FKアウストリア・ウィーン(FK Austria Wien/FK Austria Wien)
LASK(LASK/LASK)
SKラピード・ウィーン(SK Rapid Wien/SK Rapid Wien)
レッドブル・ザルツブルク(FC Red Bull Salzburg/FC Red Bull Salzburg)
SCラインドルフ・アルタッハ(SC Rheindorf Altach/SCR Altach)
SKシュトゥルム・グラーツ(SK Sturm Graz/SK Sturm Graz)
SVリート(SV Ried/SV Ried)
TSVハルトベルク(TSV Hartberg/TSV Hartberg)
ヴォルフスベルガーAC(Wolfsberger AC/Wolfsberger AC)
WSGスワロフスキー・ティロル(WSG Swarovski Tirol/WSG Tirol)

◆最近の概要
世界中を席巻している新型コロナウイルスは、もちろんオーストリアにも上陸している。
ただし他国と比べると、コロナ禍の影響は少ない方である。オーストリアにはリーグカップの大会もスーパーカップの大会もないので、コロナ禍に遭っても余裕を持ったスケジュール設定を可能にさせている。実際2019-2020年シーズン終盤を除いては、オーストリアブンデスリーガで大規模な日程変更は起きてこなかった。
オーストリアブンデスリーガのスタジアムに極端に大きいのは無いが、極端に小さいのも無い。収容人員が最も多いのは32,000人を収容できるヴェルターゼー・シュターディオン(SKアウストリア・クラーゲンフルトのホームスタジアム)で、最も少ないのは4,635人収容のシュターディオン・ハルトベルク(TSVハルトベルクのホームスタジアム)。派手ではないが大きなトラブルに見舞われる事もなくリーグ戦を進行させている。
選手構成ではレッドブル・ザルツブルク の様にUEFAチャンピオンズリーグに出場するクラブだと国籍がバラエティーに富んでいる。ただし他のクラブは基本的に自国籍の選手が中心で、EU圏外の選手がいないクラブも目立つ。そして国としての公用語がドイツ語であるせいか、ドイツ国籍の選手も少々多い。ちなみに現在北川航也(SKラピード・ウィーン)、中村敬斗(LASK)の2名の日本人選手が所属している。
レッドブル・ザルツブルクが2020-2021年シーズンをもってオーストリアブンデスリーガ8連覇を果たし、3年連続でオーストリア・カップとの2冠を達成した。この様に国内の大会では絶対王者ぶりが際立つレッドブル・ザルツブルクではあるが、UEFAチャンピオンズリーグの舞台では奮わず内弁慶なところがある。なおこのクラブには宮本恒靖が2006-2009年シーズンの3年間にかけて在籍していた。
何事もなく週末にサッカーの試合があるのは実にありがたい。

◆最終更新日時
2021/8/17

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