Jリーグ再開に向けて前を向こう

韓国とドイツでサッカーの国内リーグが再開した。

韓国Kリーグでは2月29日に開幕する予定だったのが、コロナウイルスの流行を受けて延期した。
5月8日からようやく開幕した(Kリーグの場合は「再開」とは言わないか)。

ドイツブンデスリーガも同じ理由で3月13日から中断していたが、5月16日に再開した。

現時点で稼働中の国内リーグは上記2つの他にベラルーシリーグ、フェロー諸島リーグ、台湾プレミアリーグといったごく少数に過ぎない。

コロナの影響で大部分のリーグが延期を余儀なくされている。
もちろんJリーグも含めてだ。

そんな中、39県で緊急事態宣言が解除された。

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道、京都府、大阪府、兵庫県の8都道府県では今もこれまでと同レベルの生活上の制約がかけられている。

これらの都道府県では、当然サッカーどころじゃない。
たとえば埼玉県にある浦和レッズでは、今も大原練習場で選手がトレーニングできない状況が続いている。

こういうクラブがある以上、現時点でJリーグを再開するのは不公平になる。

ただ、峠は越えた。

もうそろそろJリーグの再開に向けて前を向こう。

Jリーグは2月下旬中断中で、7月を軸に早期のリーグ再開を目指して慎重に協議を進めている。

コロナウイルスの感染拡大を防ぐことは重要だ。
ただJリーグを早く始めることも重要だ。

中断した結果、先ほど挙げたKリーグは通常なら年間の試合数が38試合(レギュラーステージ33試合+スプリットステージ5試合)のところが27試合(レギュラーステージ22試合×スプリットステージ5試合)に規模が縮小した。

ブンデスリーガのシーズン終了は6月27日と後ろ倒しになり、夏のオフが大幅に短くなった。

中断期間が長引くほど、代償も大きくなる。

「コロナウイルスの感染者がゼロになるまで」なんて言っていると、いつまで経ってもサッカーの大会はできない。
どこかで折り合いをつけて開催に踏み切るしかない。

とは言えいきなり100の状態で再開できるとも思わない。

最初は20程度でもかまわない。
再開時は無観客試合でもかまわない。

客席が水平になっている場所で行うスポーツやエンターテインメントなら、観客同士の間隔をある程度空けた状態から開催することは可能だろう。

サッカーの場合は、観客席の傾斜が急なスタジアムが多い。

傾斜が急であることでサポーターにとっては臨場感が保たれ、ホームの選手にとっては応援の声が身近に感じられる。
ただ傾斜が急であることは、サポーターの唾がはるか下方(つまり前方)のサポーターにまで届くことでもある。

「通常開催の試合以外はサッカーじゃない!」と主張する人にとっては残酷だが、無観客試合からのリスタートが現実的な線だろう。

ここで無茶して感染者が急増して再び延期になれば元も子もない。
通常開催になるまでは、きちんと段階を踏むべきだ。

だからといっていつまでも延期しているわけにもいかない。

コロナ脳に冒された輩は、当然のようにJリーグに更なる自粛を求めるだろう。

ただ「再開に十分値する」とチェアマンの村井が判断したなら、自粛ヤクザの声など無視して堂々と開催すればいい。

どこの世界でもサッカーが好きじゃない人はいる。

サッカーが好きな人のためにサッカーの大会を開催するなら、結構じゃないか。

自粛を繰り返し叫ぶ「後ろを向く人」になるか?
どうすればJリーグを開催し、参加できるかを考える「前を向く人」になるか?

どうせなら、前を向こうぜ。

その方が楽しいじゃないか。

俺は確信している。

もうすぐJリーグが再開することを。

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