コロナとの戦いとはアウェーでの闘いだ

コロナウイルスが世界中で猛威を振るいに振るいまくっている。

コロナウイルスとサッカーには共通点がある。

このブログのタイトル通り、コロナウイルスとの戦いはアウェーでのサッカーの闘いに喩えることができる。

それもただのアウェーではなく、究極のアウェー。

ACLやチャンピオンズリーグ、コパリベルタドーレスのようなクラブチームの国際大会でのアウェーだ。

圧倒的実力差のある優勝候補筆頭相手に、見知らぬ異国の地で闘うようなもの。

使い慣れた薬や治療法が通じないウイルス。
使い慣れた言葉や文化が通じない相手。

感染者や死者が増え続け、医療崩壊と闘う医療現場。
対戦相手のサポーターが入り続け、超満員のアウェーの洗礼と闘うスタジアム。

やかましい非常事態宣言が強いる日常生活の制限。
やかましい敵サポーターが声で発する轟音。

コロナウイルスを気にした結果の、理不尽とも思える特定の業種への自粛要請。
敵サポーターを気にした結果の、理不尽とも思える主審のジャッジ。

家の中に多くの人が押し込められる「Stay home」という現象。
自陣ゴールライン際に多くの選手が押し込められる「絶体絶命」という現象。

マスクやウェットティッシュ、消毒用エタノールの品不足などがもたらす感染リスク。
延々と続くコーナーキックやフリーキックなどがもたらす失点リスク。

不用意に観光地に出かけ、三密の環境に置かれるとコロナウイルスから逃げ場がなくなる。
不用意にボックス内で相手の選手に触れると、相手が倒れてPKを宣告され逃げ場がなくなる。

飲食店のシャッターに落書きしたり、よそから来た車にイタズラしたりする過激派のコロナ警察。
選手の眼にレーザーポインターの光を浴びせたり、選手に差別的侮辱的言葉を浴びせたりする過激派の敵サポーター。

似すぎている。

この状況で飲食店の店主がガンガン広告を打って客を集めるのは無理がある。
この状況で監督が総攻撃を指示してゴールを奪うのは無理がある。

アウェーの基本は防御戦だ。

守勢にまわる時間がどうしても多くなる。

ACLでも大会の後半の方になると、同じカードでもアウェーではボクサーに殴られ続けるサンドバッグの様に守勢を強いられ、ホームでは水を得た魚のように自由を満喫する例がいくらでもある。

こういう苦しい状況での闘いにも、基本がある。

慎重にプレーすること。
キレずに冷静にプレーすること。

不用意な行動でコロナウイルスをもらわないようにしないといけない。
自粛警察から汚い言葉をぶつけられても、我を失わずに冷静に闘わないといけない。

不用意に腕を出して笛を吹かれてPKの判定を貰わないようにしないといけない。
対戦相手の選手やサポーターから汚い言葉をぶつけられても、我を失わずに賢く闘わないといけない。

ただしいくら「防御戦が基本」とはいえ、それだけでは勝てない。

営業を自粛してばかりだと貯金が枯渇して倒産してしまうので、どこかのタイミングで店を開けることになる。
11人全員で守ってばかりだと勝てないから、1人ぐらいは前線に残し一瞬のスキに賭けて勝負を仕掛けることになる。

今は非常に苦しい時間帯だ。

まずは守備。

集中して守り、失点をゼロにしよう。

逆襲を受けてまで、無謀な大量得点を狙う必要はない。
1-0で良いから勝とう。

そしてコロナウイルスが落ち着いた時に、「ホーム」でそれまでの鬱憤を晴らそう。

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