アディショナルタイム

「サッカーの練習なんかしてていいのか?」

こんな悩みを抱えているプロサッカー選手は山ほどいるに違いない。

コロナウイルスで試合どころじゃない。

サポーターはスタジアムに行けなくて、悶々とした日々を送っている。
パイロットやスチュワーデスは仕事どころじゃない。
ホテルは閑古鳥で、経営者も従業員も途方に暮れている。
レストランも壊滅的な打撃を受けている。

そんな状況で、ボールなんか転がしている場合か?

同じような悩みを抱えているアスリートは多いはず。

野球選手も
バスケットボールの選手も
テニスの選手も
F1ドライバーも
フェンシングの選手も
大相撲の力士も
マラソンの選手も

「こんな時に練習なんかしている場合か?」

きっと悩んでいる筈だ。

ただ、サッカーファンはサッカー選手に何を一番求めているだろうか?

家で閉じこもっている姿か?
スーパーで食料を探している姿か?

そういうのももちろん大事だ。

しかしサッカーファンがサッカー選手に一番求めているのは、サッカーをしている姿ではないか?

もちろん不要不急の外出の自粛を呼びかけている状況なら、スタジアムで公式戦を開くのは絶対にムリだ。
それどころか練習場、いや外で練習すらすべきではない。

ただ外出自粛令が解けて練習場で練習ができる様になったら、選手はボールを動かしてみよう。

そういう姿をサポーターは望んでいるのではないか?

サッカー選手は、やっぱりサッカーだ。

同じ事が他の種目の選手にも言える。

コロナウイルス対策で練習場が閉鎖されている場合は仕方ない。
そうでなければ、練習している姿をSNSにアップして、ファンのふさぎ込んだ心に灯りを灯す。
これが今この状況でアスリートができる一番のファンサービスだ。

サッカーのサポーターは、やっぱり選手がスタジアムでサッカーをしている姿を期待している。

そのピッチでプレーする日までの時間が伸びただけ。
準備期間が伸びただけ。

今はアディショナルタイムだ。

負けている状況なら、逆転に向けてのラストチャンスの時間帯だ。
勝っている状況なら、相手にボールを渡さないようにして勝利を確実にする時間帯だ。

最高の週末に向けての少し長いアディショナルタイムの今しかできない事が、あるはずだ。

夜明けは必ずくる。

夜明けに備えて、しっかり準備をしよう。

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