Jリーグは予想不可能だからこそ面白い

毎年思う。

Jリーグの順位は予測できない。

現時点での順位をここに記す。

◆J1順位表
1. FC東京 24
2. 名古屋グランパス 20
3. 大分トリニータ 20
4. 川崎フロンターレ 19
5. コンサドーレ札幌 18
6. 横浜F・マリノス 18
7. サンフレッチェ広島 17
8. 鹿島アントラーズ 17
9. 浦和レッズ 17
10. 湘南ベルマーレ 14
11. セレッソ大阪 11
12. 松本山雅 11
13. ヴィッセル神戸 10
14. ジュビロ磐田 9
15. ガンバ大阪 8
16. 清水エスパルス 8
17. ベガルタ仙台 7
18.サガン鳥栖 4

◆J2順位表
1. 水戸ホーリーホック 26
2. モンテディオ山形 24
3. 大宮アルディージャ 24
4. ヴァンフォーレ甲府 20
5. ツエーゲン金沢 19
6. 京都サンガ 19
7. 柏レイソル 19
8. アルビレックス新潟 17
9. FC琉球 17
10. 徳島ヴォルティス 16
11. ファジアーノ岡山 16
12. V・ファーレン長崎 15
13. 東京ヴェルディ 14
14. 横浜FC 14
15. ジェフ千葉 14
16. 町田ゼルビア 14
17. 愛媛FC 12
18. アビスパ福岡 12
19. FC岐阜 12
20. レノファ山口 11
21. 鹿児島ユナイテッド 11
22. 栃木SC 10

開幕前に昇格組の大分トリニータの快進撃を予想できた人がどれだけいたか?

ACL参戦組のJリーグでの苦戦ぶりを予想できたか?

大型外国人のいるヴィッセル神戸やサガン鳥栖の絶不調ぶりを予想できたか?

去年J1にいた柏レイソルやV・ファーレン長崎が昇格圏外にいるこの状況を予想できたか?

10年前にアルビレックス新潟やジェフ千葉、アビスパ福岡が今J2にいるなんて予想できたか?

Jリーグは予想を許さないリーグだ。

「サッカーのリーグ戦なんてこんなモン」
そう考えている人が多いと思う。

ただ、これは日本特有の現象だ。

他の国のリーグでは、どのクラブが優勝争いに絡むかを大体予想できる。

ACLやUEFAチャンピオンズリーグを考えると分かりやすい。

ACLに出場するクラブは、大体決まっている。

広州恒大、上海上港、全北現代、アル・ヒラル。

これらは皆、ACLの常連だ。
現時点でも国内リーグで優勝争いの主役ばかりだ。

UEFAチャンピオンズリーグだってそうだ。

レアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティー、ユベントス、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サン=ジェルマン。

チャンピオンズリーグの常連たちはラ・リーガで、プレミアリーグで、セリエAの主役である。

「優勝を求めるならこのクラブ」
「おらが町を愛するなら、成績が出なくてもこのクラブ」

サポーターにとって棲み分けをしやすいリーグと言える。
シーズン前の評論家の順位予測も立つだろう。

Jリーグでは、これが難しい。

ACLに出るクラブの顔ぶれは、毎年変わる。

5年連続で現行方式のACLに出場したクラブは1つしかない(2008年〜2012年のガンバ大阪)。
2017年のACL優勝クラブだった浦和レッズは、翌年のACLに出場できなかった。
2018年にACLに出場していた柏レイソルは、2019年の今年はJ2にいる。

これほどスリリングな国内リーグも珍しい。

裏を返せば、どのクラブにも優勝の可能性があるリーグとも言える。

こういう環境では、クラブの人達がボケっとしていると一気に持って行かれる。

欧州では、街の人口がそのまま国内リーグの順位に結びついているフシがある。
アジアでは大企業や国営企業がオーナーとなったクラブが猛威を振るう傾向にある。

そういうのが、Jリーグにはない。

だからこそ面白い。

都市部の人口の多いクラブにとって、サッカーに無関心な人たちをスタジアムに連れて行けば順位を上げられる可能性を秘めている。

地方の企業城下町のクラブがその企業のサポートを得られれば、安心して闘えることにつながる。

Jリーグには可能性が眠っている。

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