サポーターがサッカーで稼ぐ事にあたっての禁じ手
サッカーのサポーターが、サッカーで金を稼ごうとするのを、どう思うか?
俺はOKだと思う。
むしろ大いに奨励する。
チケットやレプリカを買う。
DAZNやスカパーにも金を払う。
スタジアムに行けばグッズやスタジアムグルメにも金を払う。
サッカーバーに行けばドリンクや食べ物にも金がかかる。
遠征にも行く人だと、遠征費が馬鹿にならない。
サッカーを追えば、それだけで金が掛かる。
サッカーを楽しむ続けるためには、金稼ぎが欠かせない。
その為にサッカーで商売して金に変える行為は、認められていいものだ。
ただし、そこには禁じ手がある。
クラブ関係者の許可を得ないで、肖像権や著作権の絡む物で金を稼いではいけない。
これに触れる行為は色々ある。
一番分かりやすいのは選手のサインの転売だ。
選手がサインを書いた時点で、そのサインには著作権が選手に発生する。
選手に無許可でそのサインをオークションサイトに出して販売できる状態にする事は、著作権の侵害になる。
モラル面でも問題がある。
選手は目の前にいる人が自分のサポーターだと信じてサインを書く。
そのサインを他の人に売り付けるのは、選手の気持ちを逆なでして傷つけることになる。
これでサイン対応を断る選手が出てきている。
選手からすれば、当然の対応だ。
後で他の人がサインをもらおうとしても、当然困って途方にくれることになる。
自分達だけが楽しんで後に続く者を困らせるのは、本物の幸せとは言わない。
金を稼ごうとする時は、その行為で非常に困る人はいないかを考えてほしい。
肖像権や著作権の侵害ではないが、これに限りなく近い行為に目玉カードのチケットの高額転売がある。
この場合、そもそもそのチケットに転売を厳禁する但し書きがある場合が多い。
現在では、LINEチケットの様に現地観戦が不可能になったサポーターが買値価格で合法的に転売できるサービスがある。
目玉カードのチケットを転売屋団体が買い占めてしまうと、本当に試合を観たいサポーターがチケットを買えなくなってしまう。
サポーターから恨みを買う行為をすれば、今後サポーターの助けが必要な場面に出くわしても、もうそのサポーターの助けは得られなくなってしまう。
だから「自分さえ良ければ」はやめよう。
いくら金が欲しいとはいえ、転売のように安易に思いつく行為だと、ロクなことにならない。
他にサポーターがサッカーで稼ぐ行為はいっぱいある。
簡単に思いついて簡単に実行できる行為だと、すぐに競争相手でいっぱいになってしまう。
サッカーで稼ぐなら、苦労を苦労と思わない程度の苦労を積み重ねるのが前提になる。
考えよう。
Love football?
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