バスケ日本代表ワールドカップ出場おめでとう

ついこの間までカタールのドーハはサッカー日本代表が味わった「ドーハの悲劇」として有名だった。

そのドーハでカタール代表を破った事で、バスケットボール日本代表は今年のバスケットボールワールドカップへの出場を決めた。

本当におめでとう!
「ドーハの悲劇」を「ドーハの歓喜」に変えてくれてありがとう!

バスケのワールドカップの本大会は8月31日から9月15日まで中国で行われる。

日本にいるとどうしても感覚が湧かないが、スポーツ財団が調査した情報によるとバスケットボールは世界で最も競技人口の多い人気種目である(「Bookcafe Tokyo」のブログの「競技人口が最も多いスポーツ」の記事を参照)。

それによると、世界全体だと競技人口のランキングは

1位 バスケットボール 4億5千万人
2位 サッカー 2億5千万人
3位 クリケット 1億数千万人
4位 テニス 1億1千万人
5位 ゴルフ 6千5百万人

ちなみに野球は3千5百万人だという。

発祥国のアメリカやワールドカップの開催国である中国はもちろん、欧州各国でもフィリピンでもバスケットボールはスポーツニュースのメインコンテンツだ。

それほどバスケットボールは世界的に人気競技だというのに、つい最近まで日本では国内リーグが異常事態だった。

日本代表が以前に世界選手権(ワールドカップの前身の大会)に出場したのは、2006年に自国開催した時が最後だった。

この時点で日本のバスケットボールリーグはJBLとbjリーグの2つに分裂していた。

興行収入をリーグが巻き上げるシステムに激怒した新潟アルビレックスとさいたまブロンコスはJBLを脱退し、bjリーグを設立した。

以来、bjリーグはJBLからの嫌がらせを受け続けることになった。

2012年にJBLがNBLに変わっても、選手のアマチュア契約を求めるNBL側の主張と完全プロリーグ化を求めるbjリーグ側の主張は平行線のままだった。

国内リーグ分裂状態が改善の兆しを見せない状況にFIBA(国際バスケットボール連盟)は、2014年についにJBA(日本バスケットボール協会)に国際資格停止処分を課した。

これにより、バスケの選手は日本代表としての活動ができなくなってしまった。

こういう状況に追い込むJBAの重鎮達数十人に業を煮やした川淵三郎が国内リーグ改革に着手した。

こうして翌2015年にはJBAの資格停止処分か解除された。
2016年には統合された新リーグ「Bリーグ」が始まった。

よその国ならプロリーグが正常化しているのは当然だ。
だが日本では、プロリーグの正常化は当たり前じゃない。

それほど残念な状況だった。

なにしろ日本ではバスケットボール(そしてサッカーも)への注目度が低すぎる。

先程の競技人口のランキングで、日本限定だと

1位 ウォーキング 2千万人以上
2位 ボウリング 1900万人
3位 水泳 1300万人
4位 ゴルフ 1200万人
5位 バドミントン 930万人
6位 卓球 900万人
7位 サッカー 750万人
8位 野球 730万人
11位 バスケットボール 570万人

地域の独自性は有って当然だが、それにしても程度が強すぎる。

日本のバスケ界で旧勢力が蠢いているとも言われている。

なにしろあの「スラムダンク人気は迷惑」と言った輩達だ。

まず地位ありきで提案なし。

この考え方で日本代表が満足に活動できない状態にまで追い詰められていたのだ。

せめて旧い人達が代表選手の足を引っ張らないように願う。

そしてそんなこんなに負けないでワールドカップ本大会出場を決めた代表選手、おめでとう!

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