2019年のACLは着々と下準備が進んでいる

2月12日にACLの予選2回戦が行われた。

この日の日本勢の参戦は無かったが、日本勢に影響を及ぼす試合もある。
試合を中心に、グループ別に目立ったトピックを挙げていく。

グループA〜Dは西アジアエリア、つまり中東地域の組である。

【グループA】

◆2/12の予選2回戦の結果
ゾブ・アハン 1(延長)0 アルクウェート
AGMK 4-2 イスティクロル

◆2/19のプレーオフの試合
アルガラファ – ゾブ・アハン
アルナスル – AGMK

このグループでの2/12の結果をもって、クウェート勢とタジク勢が早くも大会から姿を消した。

イランとウズベキスタンのクラブがプレーオフに勝ち上がってきた。

そのプレーオフで対戦するのは、いずれも先日行われたアジアカップで何人も代表チームに送り込んだクラブだ。

アウェーチームにとっては相当苦しい闘いになるだろう。

【グループB】

◆2/12の予選2回戦の結果
サイパ 4-0 ミネルヴァ・プンジャブ

◆2/19のプレーオフの試合
アルラーヤン – サイパ

唯一インドから参戦したクラブをサイパが木っ端微塵にした。
このクラブは本大会に出られるだろうか?

【グループC】

※全クラブが本大会から出場するため、予選の実施なし

このグループには塩谷司が所属するアルアインが入っている。
そこへ来て中島翔哉がポルティモネンセからこのグループに入っているアルドゥハイルに移籍した。

日本人対決の実現の可能性が高いという事で、にわかに注目を集めている。
国内リーグのカタールスターズリーグは明日16日に再開するので、まずはそちらでの活躍を期待している。

国内リーグでは、どちらも2位に付けている。
優勝争いもこれからが本番だ。

ちなみにアルドゥハイルの監督はルイ・ファリア。
これまで17年間コーチとしてモウリーニョの右腕だった者だ。

現在のモウリーニョの苦悶ぶりを考えると、かなりの実力者に違いない。

さてこのグループには2年前に浦和レッズと死闘を演じたアルヒラルも入っている。

国内リーグでは2ゲーム差で首位。
どこかここを止めるクラブは居ないのか?

【グループD】

◆2/12の予選2回戦の結果
パフタコール 2-1 アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ

◆2/19のプレーオフの試合
アルナスル – パフタコール

プレーオフでは普通は迎え撃つホームチームが、2回戦を闘い乗り込んでくるアウェーチームを下すもの。

「プレーオフで番狂わせが起こるなら、このカードではないか?」と俺は見ている。

理由は単純明快。
最新の国際大会を経験した、つまりアジアカップにメンバー入りした選手の数がパフタコール(4人)の方がアルナスル(1人)より多いから。

さて、いよいよ日本勢が絡む東アジアゾーンに移る。

【グループE】

◆2/12の予選2回戦の結果
ニューカッスル・ジェッツ 3(延長)1 ペルシジャ・ジャカルタ
バンコク・ユナイテッド 0-1 ハノイ

◆2/19のプレーオフの試合
鹿島アントラーズ – ニューカッスル・ジェッツ
山東魯能 – ハノイ

鹿島の組。

ニューカッスル・ジェッツがペルシジャ・ジャカルタを下した事で、インドネシアのクラブは今年のACL本大会に参加できなくなった。
Aリーグではファイナルステージ圏外の7位に付けているが、レギュラーステージはここからが終盤戦。

予選を行なっているのがもう1試合ある事もあり、未確定要素の多いグループである。
前大会王者は無事に本大会に参加できるのか?

【グループF】

◆2/12の予選2回戦の結果
チェンライ・ユナイテッド 3-1 ヤンゴン・ユナイテッド

◆2/19のプレーオフの試合
サンフレッチェ広島 – チェンライ・ユナイテッド

広島の組。

この予選2回戦の結果をもって、ミャンマー勢が姿を消した。

広州恒大や大邱FC、メルボルン・ビクトリーというACL優勝経験クラブや前回国内大会優勝クラブが揃うグループに、広島は割って入れるだろうか?

メルボルン・ビクトリーに所属している本田圭佑がACLメンバーリスト入りした事でも注目を浴びている。

その本田だが、怪我をしていたために1月はAリーグの試合に出場できていなかった。
先日のパースグローリー戦で後半途中からようやく復帰を果たした。

現段階では調子は100%とは言えないだろうが、ACLグループステージの頃には調子をぐいぐい上げているだろう。

広島が来週にタイのカップ戦王者を倒せば、日本人対決がここでも実現する。

さて、本大会グループステージでは試合で勝てば5万ドル、引き分ければ1万ドルの賞金が入る。
だが残念ながら予選では試合で勝っても引き分けても試合ボーナスはゼロ。

やっぱりACLは出るものだ。

【グループG】

※全クラブが本大会から出場するため、予選の実施なし

レッズの組。

Kリーグ王者の全北現代は鹿児島でのキャンプを終えた。
3/1のKリーグ開幕を控え、2/23に全羅北道庁大ホールで出場式を開くと言う。

新監督のジョゼ・モライスもモウリーニョと共に働いていた事がある。

中国FAカップ王者の北京国安は中国にルーツを持つ複数の外国人選手を加入即帰化させて、外国人枠に影響させずに「外国人」を補強する方針を採っている。

国内リーグ中超の開幕も3/1。

対戦相手は武漢卓爾。
つまりあのラファエル・シルバの居るクラブだ。

頑張れ、ラファ!

タイリーグ王者のブリーラムユナイテッドは2/2にタイチャンピオンズカップ(日本のゼロックススーパーカップに相当する大会)に出場し、スパチャイの2ゴールなどで3-1でFAカップ王者のチェンライユナイテッドを下した。

その3日後にタイリーグ3部のアユタヤユナイテッドと親善試合をして、2-1で勝利した。

細貝萌が柏レイソルから移籍した事もニュースになっている。

どういう位置付けかは分からないが、2/17にナコーンラーチャシーマーFCと試合の予定が入っている。

その6日後の23日に、ブリーラムユナイテッドのタイリーグが開幕する。

ブリーラムユナイテッドとしての創立10周年というだけあって、イベントが目白押しだ。
年初めにはBNK48とタイアップした事でも話題になった。

さて、浦和レッズは沖縄でキャンプを続けていた。

レッズは16日にゼロックススーパーカップで川崎フロンターレと闘う。
そして23日にいよいよレッズのJリーグが開幕する。

開幕戦の相手の仙台はスタジアムの席割りで色々言っているが、最後に勝者としてピッチを去ればコッチのものだ。

獲れるタイトルは全部獲ろう!

【グループH】

◆2/12の予選2回戦の結果
ペラク・ユナイテッド 1(PK6-5)1 傑志

◆2/19のプレーオフの試合
蔚山現代 – ペラク・ユナイテッド

川崎の組。

傑志は最近のACLで目かける名前のクラブではあったが、敗れた事で香港勢が姿を消した。

上海上港、川崎フロンターレ、シドニーFCといったレギュラーステージでの1位クラブが揃うグループに最後に入るのは、韓国とマレーシアのどちらのクラブだろうか?

昨年のJリーグ王者は意地を見せられるか?

レッズがグループステージを勝ち上がった場合、この組のクラブとラウンド16で激突する。
だからレッズサポーターにとっては、このグループの動向にも注目だ。

まだ日本勢は参戦していないが、これだけは言える。

もうACLは始まっている。

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