病むほどつらいものはない

競泳選手で金メダルが期待されていた池江璃花子が白血病に罹っていた事が発表された。

4月上旬に行われる水泳の日本選手権の出場を断念するとツイッター公式アカウントで述べている。

世界を代表する選手の身に起きた事というだけあって、世界中に反響が起きている。

「水泳なんていいから長生きして」と池江の祖母が涙ながらに語るニュースも報道されている。

Jリーグにも白血病と闘っていた選手がいる。

アルビレックス新潟の早川史哉は2016年5月に急性リンパ性白血病と診断された。
その後の骨髄移植を経て、2018年11月に選手契約の凍結が解除された。

一足先に経験済みの早川は、アルビレックス新潟の公式サイトで早川が白血病に向き合う事について記している。

俺は肉親を癌で失っているから書ける。

癌は個人差が非常に激しい。

他の人が3年で治ったからといって、自分が3年で治るとは限らない。

逆もまた然り。
他の人が治らないまま命を落としていても治る例もある。

早川もこう記している。

「それぞれの病気ですし、病気によってもそれぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしい」

周りが期待しすぎると鬱になる。

「他の人ならもう」なんて、間違っても考えないことだ。
それほど個人差が激しいのが癌の特徴だ。

今の池江は残念ながら水泳選手とは言えない。
病と闘う病人だ。

こうなってしまったのは残念ながら、事実だ。

アスリートのように一足飛びに泳いで解決できる体ではない。
今置かれた状況の中で最善の選択肢を選ぶのが、最も早く病気を治すことだと思う。

たとえ髪の毛がすっかり抜け落ちてしまっても、それが白血病を治すことに繋がるならやるべきだ。
それが最善の選択肢を選ぶことになる。

いきなり0を10にしようとしても、それは無理無茶無謀。
目の前の0を1にする事に全精力を注ぐほうがいい。

1が2になり3になれば、気がつけば元の様に選手として泳げる体になっているだろう。

水泳選手として戻るかどうかは、医師からのゴーサインが出てから考えればいい。

まずは少しずつ快方に向けることに専念しよう。

病むほど辛いものはない。

病に苦しむ池江を絶対に急かしてはいけない。

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