サッカー熱の薄いふわっとした雰囲気が気になる

アジアカップが始まってから、もうすぐ1週間になる。
日本代表も試合したばかりだ。

それなのに、サッカーにあまり興味のないほとんどの人は今アジアカップが開催している事を知らないのではないか?

15年前は、アジアカップが一般人の隅々まで浸透していた。

これには開催国中国の国民による反日行為が日本での注目度に火を点けたという側面が大きい。

裏を返せばこういう事だ。

開催国が国を挙げて反日行動を煽らないと日本のメディアはサッカーの試合を報道してくれないのか?

今回のUAE開催のアジアカップは、日本では日本代表が出場される試合しか放送される予定が無い。


それほどアジアカップは人気の無いコンテンツなのだろうか?

欧州ではナショナルチームの大陸別選手権であるEUROが大変盛り上がる。
南米でも同じ位置付けのコパ・アメリカが尋常でない盛り上がりを見せる。
日本以外のアジアの国でも、EUROやコパ・アメリカと同じ位置の対立別選手権アジアカップが盛り上がっているはずだ。

サッカー好きでない人達にとって、この大会がどうでも良いのも理解できる。

それならば、日本代表が登場しない試合はせめてスカパーで放映出来なかったのか?

今、日常的にテレビを観ている人よりもそうでない人の方が多い。
かつてテレビを観ていた人達は、スマホのNetflixやAbema TV、スカパーオンデマンドを観ている。
オンデマンド対応しているスカパーでアジアカップを流せば、スカパーはサッカーファンを顧客に出来ていたはずだ。

そういう状況のせいか、巷のサッカー熱は今は薄い。

去年の夏にロシアワールドカップが終わって監督が森保一になってから、日本サッカー協会の技術委員長の関塚隆は国内でしか親善試合を組んで来なかった。

現地で強化試合をしなかった以上、本番で試合感覚をつかむのにも時間がかかる。

その結果、日本代表の選手は強化軽視の協会の犠牲者になりかけた。


森保が日本代表監督として臨む初めての公式戦であるトルクメニスタン戦では、bwinでの勝敗オッズで日本代表の敗北に21倍もの高い倍率が付いていた。


優勝するならば本来なら4-0、5-0で勝たないといけない相手だ。

それなのにACLに出場する選手が皆無の相手に、先制点を許した。

日本代表の攻撃陣が敵側ゴール前で攻め立てていて、その遥か後ろに守備陣が待機していた。
その両者の間には広大なスペースが空いていた。

球を奪ったトルクメニスタンの選手がそのスペースにボールを移動させた。
自由にボールを運べる状態を作られてからの失点だった。


失点は実にふわっとしたものだ。
11人中8人が国内組の相手に、異国で闘うための対処の面で完敗していた。

明らかに準備不足だ。

しかも森保が施した選手交替は1人だけ。

選手を替えるのにおっかなびっくりしていて、1人替えるだけでいっぱいいっぱいな感じに見える。

これでスタンドが観客で埋まったら、闘えるのか?

今の日本代表は、あまりにもふわっとしている。
それどころか、監督が森保になってからずっとふわっとし続けている。

サッカーを注目しようとしないメディアに釣られていると、日本代表監督は務まらない。

この試合の解説では、失点の原因について「GK権田の責任」とする松木と「GKに責任を求めるのは酷」とする戸田の意見がツイッターで並べて紹介されていた。

解説陣は、ツイッターの場で競争が成り立っている。

選手も「競争の場にいるんだ」というヒリヒリした感覚を忘れてはいけない。

そうでないと、たった3試合で大会から去る事になる。
「史上最弱の日本代表」と呼ばれてしまう。

世間でゆるさがブームになって久しい。
ゆるさが人間関係の緩衝材として働く側面がある。

だがアジアカップにゆるさは要らない。

もっとヒリヒリしようぜ!

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