浦和レッズへの加入を決めた杉本健勇について

セレッソ大阪の選手として通算8年間、ユース時代も合わせると13年間プレーしたFWの杉本健勇が、浦和レッズに移籍加入した。

187cmという恵まれた体躯を活かしたポストプレーだけでなく、スピードプレーや抜き技にも秀でている。
去年はハリルホジッチから日本代表に呼ばれ、ハイチ代表戦で1得点記録した。

年齢は26歳。
FWとして決して若くない。
「売り時は今」と判断したからこその移籍だろう。

技術に恵まれた選手ではある。
ただ、得点数は基本的に1桁。
FWとしてはゴール数は多くない。

今シーズンは6ゴール。
だが上手くハマると2017年の様に23ゴールも量産できる。

コンビネーションで崩していくタイプの選手だ。
自分の多彩なプレースタイルの中からどれを選ぶかを、回りの選手に理解してもらえるかが鍵になる。
その為には「このプレーをやれば1点モノ」という必殺技を持ちたいところだ。

これらが出来れば、大化けする可能性は非常に高い。

「レッズといえば真っ先に熱狂的なサポーターのみなさんが目に浮かびます」
「必ず結果で証明します」
「共に『We are REDS』を大合唱できることを楽しみにしています」

プレーする前から熱いコメントを出している。

セレッソでは何に飢えていたかが、これらの言葉から浮き彫りになる。

セレッソは国際大会に真剣ではない。

今年のACLグループステージの敵地での最終節で、広州恒大に勝てば文句なしのノックアウトステージ進出を決められる立場にいた。
順位もノックアウトステージ進出圏内のグループGの2位に詰めていた。

だがセレッソは4日後の大阪ダービーに備えて杉本だけでなく柿谷、山口、ソウザ等を温存。
その結果広州恒大に敗れ、この試合で大会からの敗退が決まった。
このやり方はFOXの記者の「ACLを嘲笑している」等の批判を招いた。

南米カップ戦王者インデペンディエンテと闘うスルガ銀行チャンピオンシップでも、先発メンバーを大幅に裏返した。
その結果、貴重な王者の座を落とした。

これを「大会軽視」と言わずして何と言おうか?

セレッソのこの国際大会軽視の姿勢を批判したツイートをしたら、セレッソサポーターから逆に批判を受けた。

「過密日程だからメンツを落とすのは当然」
「過密日程なのに勝利を求めるなんて何様だ」

批判のほとんどが、言い訳だ。
チームが結果が出ない時、セレッソではサポーターが逃げ場を作る。

同じ事をレッズや鹿島、ガンバ辺りでやればどうなるか?

「やっぱりACLをナメてたんだよ」
「闘わないなんてプロじゃねえな」

怒りの矛先は批判した他チームのサポーターにではなく、不甲斐ない自分達のチームに向くのは目に見えている。

レッズのサポーターは言い訳を許さない。
レッズの選手には逃げ場がない。

そういうクラブに杉本は移籍した。

「ズラタンが退団したから自分は出られる」

いくらなんでもこうは考えていないだろう。
ただ万が一こんな考えをしていたとすれば、もうその選手は浦和には居る資格はない。

杉本の場合、ファブリシオやナバウトとの競争に勝たないと試合には出られない。
今まで以上に熾烈な競争に晒されるだろう。

その競争で勝てなければ、アジアの舞台で結果を出すのは夢のまた夢だ。

せっかくその競争の機会をつかんだのだから、ぜひその機会を活かしてほしい。

去年得点した6ゴールの中には、ブリーラム・ユナイテッド相手のゴールも含まれている。

国内大会はもちろん、ACLでの活躍も期待している。



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