天皇杯で優勝するという事

今年天皇杯で優勝した浦和レッズは、2回戦から決勝まで6試合を闘った。

その6試合全ての相手がJリーグ勢。
後半の相手は全てJ1勢。

6連勝しないと優勝できない。
5勝1敗でも優勝できない。

そう考えると、カップ戦で優勝するのは並大抵ではない。

これがリーグ戦なら、ある程度は試合を落としても許される。
リーグ戦は勝ち点が最も多いチームが優勝する制度だからだ。

今年Jリーグで優勝した川崎フロンターレの戦績は21勝6分け7敗だ。

34連勝したわけじゃない。
4割近くの試合を落としても優勝できる。
だから長丁場のリーグ戦では、ペース配分を考慮した闘い方が効く。

6試合で終わっちゃう、負けたら終わりの天皇杯ではそうはいかない。
1試合でも主力を休ませれば、その試合を落として大会敗退が決まってしまうかもしれない。

準決勝の鹿島アントラーズ戦では、3人の交代枠を全て負傷交代で使った。

決勝はその4日後。
3人が負傷から回復しようがしなかろうが、時は待ってくれない。

ただその3人は、決勝にはなんとか間に合った。

交代した興梠や武藤は回復するのが大変だったし、プレーの調子は100%とは言えない。
青木に至っては、肘を剥離骨折していての交代だったのでかなり制限されながらのプレーを強いられていた。

準決勝で交代したわけではなかったが、負傷していたマウリシオは決勝には間に合わなかった。

「浦和は攻撃面ではそれほど魅力のある戦いぶりではなかった」
「準決勝のアントラーズ戦のほうが緊迫した展開だったし、事実上の決勝戦と言えた」

評論家のセルジオ越後がこう指摘していた。

当然だ。

準決勝で多くの選手が負傷すれば、決勝での選手のプレーの質は落ちる。

準決勝で負傷交代した3人の内の2人はFWだ。
FWが多く削られていれば、魅力ある攻撃をしようとしても限度がある。

それでも王者になった。
傷だらけになっても、チャンピオンになった。
俺たちこそがチャンピオンだ。

傷ついた選手は、このオフで少しでも怪我を治してほしい。

2ヶ月後、2月16日になればゼロックススーパーカップが始まる。
3月になればACLと共に、過密日程の日常生活が始まる。

体を集中的にメンテナンスできるのは、今しかない。

選手には「今年1年お疲れ様」と言いたい。
最後の最後に努力と奮闘が報われて、本当に良かったと思う。

今はゆっくり休んでほしい。

天皇杯で優勝するのは、並大抵ではない。
その舞台で、傷だらけになりながらも優勝したんだ。

俺たちこそがチャンピオンだ!

We are the Champions!!

※本ブログの広告からの収益金の1%を多発性硬化症や視神経脊髄炎の患者の支援団体であるMSキャビンに寄付いたします。

◆こちらの記事もオススメ
戻るべき場所に戻るまであと1つ!
17年間浦和で闘ってきた漢の花道
日本のプロサッカーリーグのまとめ

Follow me!