主審は何のためにある?

2002年日韓ワールドカップ。

韓国で行われたラウンド16の韓国vsイタリア戦で、モレノはイタリア代表のエースであるトッティにイエローカード2枚を出して退場処分にした。
延長でゴールが生まれた瞬間に試合が終わるVゴール方式を採用していた延長で、イタリアのゴールをオフサイドと判定した。

「ホスト国である韓国が審判団を買収していたのでは?」

これはその疑惑の根拠になる試合だった。

その直後のエクアドル国内リーグのLDUキトvsエクアドル・バルセロナSC戦。

この試合の時、モレノはホームのキト市の市議選に立候補していた。

後半の追加タイムに突入。
2-3でバルセロナがリード。
公式では追加タイムは6分と表示していた。

だが追加タイム9分に同点ゴールが生まれた。
追加タイム11分に逆転ゴールが出た。
モレノが試合終了の笛を吹いたのは、追加タイム12分。

まさかそのモレノを超える主審が現れるとは!

それもJリーグから!

柿沼亨だ。

J1の第33節、清水エスパルス対ヴィッセル神戸の試合でのことだった。

後半追加タイム
18分50秒

サッカーの試合での後半ATの相場は4分。

5分だと長いと感じる。
6分を超える試合はあまり無い。

そんな競技で、追加タイムが20分近くあるなんて!

間違いなく史上最低の試合だ。

選手が出血して倒れているのに、試合を止めずに続けた。
そして荒いプレーが続き、ピッチに次々と担架が運ばれた。

これらは柿沼1人だけの責任ではない。
これとは別に、本人の死角で行われた危険な行為もあるからだ。

ただ4人も審判団がいて、血を流して倒れているのにそれを放置するのは、おかしい。

他の審判団もなぜ柿沼に試合を止める様にアドバイスしてやらなかったのか?

神戸の選手も入れると、控え室に引っ込んだ怪我人は3人。
神戸には既に1人退場者が出て、9人になっていた。

ゴールキーパーを入れても、9人対9人。
この時点で十分異様な試合だ。

そして試合再開。

第4の審判が掲げていた追加タイムは4分。
負傷で試合中断した時は、既に追加タイムが3分を過ぎていた。

普通なら、すぐに試合が終わるはず。

その試合が中々終わらない。
神戸の選手がロングキックでボールをゴールから遠ざけても、清水の選手がそのボールを蹴り戻す。

それでも試合が終わらない。
ベンチにいる神戸陣営は、柿沼に向けて抗議を続けている。

そして迎えた清水のコーナーキック。
神戸の選手のコーナーキックの前の時点で
そして2-3で神戸がリードしていた。

きちんと柿沼が時間を計測していれば、コーナーキックの前に試合が終わるはず。

とっくに終わっていたはずのコーナーキックで点が入り、清水は同点に追いついた。

試合後にも神戸のベンチ陣が猛抗議を続けたのは、それが原因だ。

モレノも点が入るまで試合を終えなかった。
そのモレノでさえ、18分も追加タイムを取ったことはない。

20分近く追加タイムを取った柿沼には、どんな処分が下るのだろうか?

相手の顔にエルボーをかましたウェリントンには、柿沼はさすがにイエローカードを出した。

ブチ切れたウェリントンは、清水ベンチの人達と言い合いになる。
その流れの中で、ウェリントンは清水のゴールキーパー六反を投げ飛ばした。
ピッチでは壮絶な揉み合いが起こっていた。

揉み合いになっている時に選手に揉み合いを止める様に促されても、柿沼は止めなかった。
そしてピッチのあちこちに喧嘩が広がった。
ポドルスキがベンチにいる清水の関係者を張り倒したとも受け取れる動画も出回っている。

郵便局で、これと同様の状況に出くわした事がある。
その郵便局にはそれから2度と言っていない。
ゆうちょの預金も全額下ろした。

同時多発で喧嘩を起こすということは、客からの信用を失うことだ。

あの試合が初観戦だった観客は、もう2度とサッカーを観ないに違いない。

ウェリントンにも退場処分が下り、退場選手は2人。
これとは別に負傷でプレー出来ず控え室に引っ込んでいた選手が1人。

普通なら10人いる神戸のフィールダーは、試合終了直前には7人になっていた。

試合後には整列すらままならず、選手同士の握手は拒否された。
それどころか揉み合いが続いていた。
観客席も騒々しい状況だった。

この試合を通じて、柿沼はこういうトラブルを防ぐための仕事を一切していない。

ピッチで90分、いや108分歩くだけで12万円もの日当がもらえるなんて。
普通の人は工場で夜中ぶっ通しでバイトしても、1万円も手にできない。
Jリーグの主審は随分ラクな仕事だぜ。

主審は何のためにある?

ピッチが無法地帯にならない様にコントロールする気のない者に、プロの試合で笛を吹く資格はない。

こんなんじゃイニエスタが主審をする方が、まだマシでは?

俺が神戸の選手の立場なら、確実にブチ切れている。
いや清水の選手の立場でもキレている。
「てめえ審判辞めちまえ!」くらい普通に怒鳴っている。

そもそも小さな反則をした段階でファールを取るなどの丁寧な仕事をしていれば、こんな馬鹿げた大荒れの試合にはならなかった。

モレノは「追加タイム12分事件」が原因で、主審の資格を20試合課された。

この試合の審判団4人は、普通に考えると長期の資格停止は避けられない。
特に主審である柿沼は、今年来年はプロの試合で笛を吹くべきではない。

清水の河井陽介と立田悠悟は選手生命どころか、生命に関わる可能性のある怪我を受けている。

柿沼は観客も選手もスタジアムから遠ざけている。

まさか急逝した清水エスパルスのジェネラルマネージャー久米一正の弔い試合でもあり、兵働昭弘の事実上の引退試合でもある大切な一番が、こんな形になるなんて。

柿沼のようにスタジアムでサッカーをさせる気のない奴に、レッズの試合を裁いてもらいたくない。



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