ゴーン逮捕事件から学べる教訓とは

金融商品取引法違反の疑いで、日産自動車の会長カルロス・ゴーンが逮捕された。

日本を代表する外国人経営者が容疑者となったニュースは、瞬く間に世界中のメディアで発信された。

この事件の感想としては、

やっちゃった日産。
ホントに捕まえルノー?
Ghosn is gone.
Oh, my Ghosn!

以上っ!

これで終わらせてしまうとただのダジャレブログになってしまうので、もう少し実のある事を書く。

ゴーンがしでかしたと疑われている金融商品取引法違反とは、自分の報酬の欄に実際より低い額を有価証券報告書に記載したこと。
有価証券報告書とは、有価証券を発行している規模の会社が、会社の財務状況などの重要事項を記載して内閣総理大臣に提出する書類だ。

ゴーンがごまかしたとされている金額は50億円とも言われている。
この未申告金の巨額さが、逮捕の引き金になったと思われる。

これまでも有価証券報告書絡みで西武鉄道やカネボウ、ライブドアに逮捕者が出ていた。

西武鉄道ではこの報告書の虚偽記載で堤義明が逮捕され、彼と西武との資本関係はゼロに近くなってしまった。

カネボウでは粉飾決算で公認会計士が逮捕され、これが社名変更の引き金になった可能性が高い。

ライブドアでも報告書の虚偽記載で堀江貴文が逮捕され、ライブドアとしてのホリエモンが終わった。

扱いを間違えるとこれだけ大火傷する。
この有価証券報告書に相当する物が、一般人にもある。

確定申告だ。

個人事業主が毎年2〜3月に収入などの財務状況を税務署に提出する書類だ。

株の売買をする法人が提出するのが有価証券報告書。
そうでない個人が提出するのが確定申告の書類。

俺はそう考えている。

ゴーンが有価証券報告書に報酬を少なく書いて逮捕されるのは、フリーランスの一般人が確定申告を忘れてきついペナルティーを課されるようなもの。

だからフリーランスにとっても、ゴーン事件は他人事ではない。

フリーランスがある程度の収入(年間20万円以上が目安)をつかんでいれば、税務署に行って確定申告をしなければいけない。

確定申告の時期の税務署は、めちゃめちゃ混雑している。
駐車場にはまず車を停められないし、建物の中の人の行列は凄まじい。
かと言ってe-taxでパソコンから確定申告しようとしても、そのe-taxが「職員のお前ら、これ普及させる気ゼロだろ」と言いたくなる絶望的なレベルで難しい。

ただその確定申告をする必要があるのにしないと、エグい金額の追徴課税が来る。

フリーランスでも家の農地を耕す農民の様な古い職業の人ならば、毎年の確定申告が習慣になっているので忘れない。
「お抱え税理士にお任せ」というパターンもある。

これがブロガー、ユーチューバーなどの割と新しい職業の人ならば要注意だ。
自宅で本を書く作家や、自宅で仕事する翻訳業の人のようなあまり新しくない職業の人にとっても要注意だ。

学校では確定申告を教えない。
確定申告の習慣のない人は、確定申告を忘れがちだ。

忘れることは、脱税だと判断される。
だから申告もれには十分に注意したい。

それなら年末調整をしてもらっているサラリーマンなら安泰か?

否だ。

サラリーマンでも副業で結構な額を稼いでいる人は、自分で確定申告しなければならない。
医療費控除を受けたくて自分で確定申告する人は、副業収入がゼロに限りなく近くても副業収入の部分も確定申告しなければならない。

ゴーンが収入をごまかして書類に書くのも、フリーランスの一般人が確定申告を忘れるのも、同じだ。

どちらもやってる事は脱税になる。

だからフリーランスなどの人達は、確定申告を忘れないようにしよう!



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