J2で活かすも潰すも自分次第

J2も残り2試合。
全42試合ある中、最後のクライマックスを迎えた。

J1のクラブなら天皇杯の他にルヴァンカップにも参戦する。
チームによってはACLやゼロックスカップ、スルガ銀行チャンピオンシップにも参戦する。

J2のクラブには、普通はJ2と天皇杯しかない。
来る日も来る日もJ2の長距離遠征を繰り返す地味な日々が続く。

収益も注目度も、J1とJ2とでは雲泥の差が有る。
J2のクラブはなんとかしてJ1に昇格しようと必死に努力する。
J1のクラブはどうにかしてJ2に降格しないように普通は努力する。

それでもJ2に落ちる事はある。

落ちてもすぐにJ1に戻ったクラブは、J2時代にみんな足元を見つめ直して引き締めるべき所を引き締めてきた。
レッズもガンバも清水も広島もセレッソも札幌もそうだった。
J2に落ちて強くなったんだ。

ただ「J2に居れば必ず強くなるか?」という質問の答えは「No」だ。

J1への昇格枠は、現在は2.5。
22チーム中上位2チームが自動昇格。
3〜6位のチームがJ1参入プレーオフの3連戦を経て、昇格に相応しい結果を出せば昇格する。

22チーム中、昇格枠は2.5。

倍率8.8倍。
大変狭き門だ。

つまり一度落ちれば簡単には這い上がれない。

10年前のJ2は、上位と下位のクラブの経済力が極端に異なるリーグだった。
資金力に乏しく1つ勝つのも大変なクラブは「万年J2」と言われ、J2に残れた。

今のJ2は10年位前のJ2とは違う。

今はJ2の下にJ3が有る。

10年前なら「万年J2」と言われちゃうようなクラブは、今ならJ3に落とされる。
今のJ2は上位と下位の経済力の格差がそれほど大きくない。
千葉や京都、ヴェルディのようにJ1で鳴らしてきた名門と言われたクラブでも、中々J1に復帰できない。

真剣に闘わない者がクラブに1人でも居ると、沼にはまる。

これはJ1の事ではない。
J2の事だ。

J1にも残念ながらそういうクラブが有る。
こういうクラブは、今度ばかりはJ2でも大苦戦するだろう。

結局のところ、J2を活かすも潰すも自分達の心がけ次第だ。

真剣に日々を闘えば、クラブの魂が磨かれてJ2を活かすことができる。
フロントや親会社が自分の金繰りのことしか考えなければ、現場の雰囲気はどんどん淀み沼にはまり、せっかくのJ2の機会を潰すことになる。

どう頑張っても全てのクラブがJ1に居ることはできない。

第一線に居るのに相応しいクラブがJ1に上がる。
そうでないクラブがJ2に落ちる。

そういう部分がないと、日本のサッカーのレベルは上がっていかない。

日々精進あるのみ。

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