鹿島がACL決勝で闘うことについて

鹿島アントラーズが水原三星ブルーウィングスとの壮絶なシーソーゲームを制し、ACL決勝に進出した。

鹿島の決勝の相手であるペルセポリスの応援を始めるレッズサポーターがさっそく目立っている。

これはこれで面白い。

去年レッズが準決勝を闘う際、上海上港のライバルチームである上海申花のサポーターが観戦席にいた。
レッズが決勝を闘った際には、アルヒラルのライバルチームのサポーターがラファのゴールを俺達以上に喜んでいた。
そういう楽しみ方もまた一興だ。

大体、俺は鹿島サポーターではない。
鹿島が優勝しようがペルセポリスが優勝しようが、それでレッズが何か変わるわけではない。
鹿島が今年ACLで優勝したところで、ACLでは鹿島よりレッズの方が優勝回数が多い事実は変わらない。

俺は、鹿島にはアジア制覇してほしいと思っている。

延期になっている天皇杯準々決勝で鹿島がヴァンフォーレ甲府に勝った場合、レッズは準決勝で鹿島と闘うことになる。

どうせ倒すなら、アジアのタイトルを掴むような強い敵を倒したい。
そういう相手こそ、倒し甲斐がある。

鹿は太らせて食うに限る。

さてACLと言えば、鹿島サポーターにはこちらの闘いも奮闘するように願っている。

ACL決勝の地上波生中継問題だ。

放映権を持つ日本テレビがACL決勝2試合を誰もが観られる地上波で、リアルタイムで放送するかは未知数だ。

去年浦和レッズが決勝に進出した時は、2試合とも地上波生中継しなかった。
2試合目のホームで優勝を決めた試合では、嵐の番組をずらしてまで即席ののど自慢大会の番組を試合時刻にぶち込んだ。

こういう経過をたどった以上、今年も2試合とも地上波生中継を拒否する可能性が非常に高い。

ちなみに俺は、この一件が原因で日テレジータスを解約した。
未だに再契約していないし、サッカーファンに塩をかける真似をした日テレをどうしてもリスペクトできない。

ACL決勝を観たがっているのは、鹿島サポーターだけではない。
鹿島サポーター以外の多くのサッカーファンが観たがるキラーカードだ。

カシマスタジアムでの第1戦のチケットは壮絶な争奪戦になるだろうから、鹿島サポーターとごく少数のペルセポリスサポーターしかスタジアムで観られないだろう。
イランでの第2戦に現地で観戦できる日本の人は、ぐっと少なくなるだろう。

テレビで観られることが如何に大事かを痛感する試合になる。

そういう試合の視聴率が低迷するなんてあり得ない。
多くの人が番組を観ようとするはずだ。
鹿島を普段から支援している企業を中心に、番組スポンサーもすぐに集められる。

そんなドル箱番組を放送してはいけない理由があるのか?

他のスポーツに義理が立たないからなのか?

BBCでは終わったばかりの水原と鹿島の試合をいち早く放送した。
他の国のメディアでも、採り上げるのはチャンピオンリーグやリベルタドーレスなどの昨日試合のあった大陸別選手権の試合だ。

日本のメディアは試合があったわけでもないプロ野球の、それもまだプロ野球選手としてプレーしたわけでもない者の話題は延々と流す。
試合があったACLの話題は少なすぎる。

こんな事をやっているから「日本のメディアを見れば見るほど馬鹿になる」と思わざるを得なくなる。
これはツイッターをやっている人の多くが感づいているだろう。

俺が地上波の番組をほとんど見なくなってから、何年経つだろうか?

審判がちゃんと反則を取るかも怪しい素人の高校サッカーの試合は何試合も地上波で生中継する。
質の高いプロがアジアナンバーワンの座を賭けて闘う試合は軽視する。

鹿島サポーターには、このおかしな状態を変えてくれるように願う。

悔しいが、日テレと話し合いをする際、鹿島にはレッズにはないとっておきの交渉材料がある。

ジーコだ。

サポーターが電話する際にジーコの影をチラつかせるのもよし。
ジーコに直談判して日テレの幹部に地上波生中継するように要求するもよし。

ジーコの申し出まで無視すれば、世界中のメディアも世界中のサッカー関係者も黙っていない。

使える材料は、徹底的に使ってほしい。



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